おやすみなさいを言いたくて 作品情報
おやすみなさいをいいたくて
報道写真家のレベッカ(ジュリエット・ビノシュ)は家族のいるアイルランドを離れ、紛争地帯など危険に身をさらしながら世界各地の問題を取材し、誰も気付いていない現実を伝えようとレンズを向けている。そんな彼女を理解してくれている夫マーカス(ニコライ・コスター=ワルドー)に長女ステフと次女リサを託し、精力的に仕事に打ち込んでいた。どんなに離れていようと家族の絆は固いと思っていたが、彼女が命を落としかねない事件に巻き込まれたことから、家族の形に疑問を持つマーカスや心を閉ざすステフら家族の本心が見えてくる。自分の仕事が愛する家族を苦しめていたことに気付いたレベッカは、葛藤の末ある決断をする……。
「おやすみなさいを言いたくて」の解説
家族の苦悩を知り、危険にさらされながら使命感に燃え続けてきた報道写真家として岐路に立つ女性の不器用な愛情を、美しい映像と音楽にのせ描く人間ドラマ。報道写真家だったエーリク・ポッペ監督が自らの実体験に基づき、主人公の葛藤をリアルに映し出す。仕事への愛と家族への愛に揺れ自分の生き方を見つめ直す女性報道写真家を「イングリッシュ・ペイシェント」で第69回アカデミー賞助演女優賞を受賞したジュリエット・ビノシュが演じるほか、「オブリビオン」のニコライ・コスター=ワルドー、ロックバンド『U2』のドラマーであるラリー・マレン・ジュニアらが出演。第37回モントリオール世界映画祭審査員特別賞ほか受賞作品。
演技派のジュリエット・ビノシュが仕事と家庭に揺れる報道写真家を繊細に演じ、各国の映画祭で評判を呼んだドラマ。家族に支えられ、危険な紛争地域を取材して回るレベッカだが、命の危機に瀕した取材後に帰国した際、夫や娘たちの不安を初めて知る。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2014年12月13日 |
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キャスト |
監督:エーリク・ポッペ
出演:ジュリエット・ビノシュ ニコライ・コスター・ワルドー ローリン・キャニー クロエ・アネット デニス・マコーマック ラリー・マレン・ジュニア |
配給 | KADOKAWA |
制作国 | ノルウェー アイルランド スウェーデン(2013) |
上映時間 | 118分 |
(C)paradox/newgrange pictures/zentropa international sweden 2013
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「モモ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2014-12-30
色々な要素が含まれていて一言で語れません。見ごたえのある映画であることは確かです!そしてジュリエット・ビノシュが魅力的。フェミニンな見かけと裏腹に信念をつらぬく強いヒロイン像が彼女に重なります。久しぶりのハマり役では?