P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-10-02
昨日NHK教育テレビのドキュランドで放送された「グレース・ケリー秘話 知られざる素顔」(2020フランス製作)を視聴して居て劇映画の本篇等,有名人がパパラッチに追われる際に受ける悲劇のシーンを想い浮かべた
ぐれーすおぶもなここうひのきりふだ
総合評価4.7点、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
昨日NHK教育テレビのドキュランドで放送された「グレース・ケリー秘話 知られざる素顔」(2020フランス製作)を視聴して居て劇映画の本篇等,有名人がパパラッチに追われる際に受ける悲劇のシーンを想い浮かべた
本篇の魅力は,エリック・ゴーテイエの流麗なカメラワーク何だろう…
南仏のカンヌやリビエラを舞台にしたグレース・ケリー&ケーリー・グラント主演の映画〈泥棒成金〉アルフレッド・ヒッチコック監督作品を視ていても本篇が想い浮かぶんだなあ
六本木の新国立美術館で開催中のCartier展。本篇でグレース・ケリー役のニコール・キッドマンが身に着けた宝飾品はCartier工房の製作が再現した模造品だと他の映画サイトに書いて在った。アールデコ趣味では映画〈華麗なるギャツビー〉でミア・ファローが演じたデイジーが纏った宝飾もCartier製だったとか💎
小学校の冴えない教師役のエド・ハリスと娼婦役のメラニー・グリフィスが繰り広げるラブコメ映画「ミルク・マネー」で理想の女性像として気品の佳さが一際話題に為るのが、本編画かれた様なグレース・ケリーの事で在った。そして三越美術館で観たモナコ王妃グレース・ケリー展は薔薇の香りで包まれているのだった…
映画<めぐりあう時間たち>のニコール・キッドマン扮するバージニア-ウルフを見ていて本編を想い出した…。本編でもエレガントなグレース-ケリー嬢が王妃になる特訓が描かれたが、ニコールもこうしてグレースに浸って往く。<めぐりあう時間たち>では付け鼻をしたので眼の表情が決め手となった。此は<猿の惑星>の女性科学者が特殊メイクで眼の演技に集中してたのと同様に…。本編のニコール・キッドマンのラスト-スピーチの大迫力は何なんだろう♪
映画<英国王のスピーチ>でも演説訓練の涙ぐましいシーンが有ったが本編でもモナコ公国のプリンセスになる作法とフランス語会話の猛特訓が描かれた…。女優業と公人業と家族を守る母親業ー。一体、自分の存在価値は何処に?合衆国から異国に嫁いだプリンセス-モナコの内面に迫ったヒューマン-ドラマ!そのグレース-ケリーをニコール-キッドマンが余す処無く演じきった♪
グレース・ケリーと言えばスクリーンでの屈指の美人!アルフレッド・ヒッチコック監督のサスペンス作品でのその美貌は誰にも真似出来ない。そのハリウッドの大スターのグレースをモナコ妃と言う公人の生涯として見た作品。美貌のニコール・キッドマンが、レーニエ公の心に寄り添う様に、大国フランスとの遣り繰りに苦心する姿を見事に演じている。赤十字での活動、婦人運動ー。知られざるその素顔を超クローズアップのカメラが捉えた…。
モナコ王妃(ニコールキッドマン)の美しさが際立っていました。
水面下での国同士の駆け引きなどは、今程電子機器が発達していない当時であっても大変だったんだろうなあ、と思います。
手紙のシーンではホロリときました。
伝説でしか知らなかった グレースケリーの物語
これを観てて ダイアナ妃のことを思った。
違いは グレースは 愛する家族を守る為に 公妃とモナコを選んだこと、それが国と国民を守ることにもなった\(^^)/