P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-10-16
カナダ映画〈快楽を貪る本能〉も医学系なアートフィルムながら心と柔らかい皮膚との関係性を探った作品
いんふぉまにあっくぼりゅーむわん
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カナダ映画〈快楽を貪る本能〉も医学系なアートフィルムながら心と柔らかい皮膚との関係性を探った作品
そして其の2015年のマリリン・リマ主演の仏蘭西の学園が舞台の「青い慾動」は性の解放と罪の意識の本編に通じ逢う様な映画だった。スケボーに乗り何時もアンニュイなマリリン嬢の表情が印象的な青春ドラマの瑞瑞しさと陰影が刻まれた傑作哉!
未公開映画「青い欲動」を視てマリリン・リマ嬢らがイケメン男子をナンパしようとする冒頭シーンでトリアー監督の本編を思い浮かべた…。上記の作品は愛慾の果てに在るものを描いた群像劇、他のレビューに書かれていた冒頭のユングの言葉の引用「啓蒙は闇を経て…」が愛の鍋の悪夢の先に差す一縷の光りで在ったー。本編自体はロードショー館の老舗・新宿武蔵野館で第二部と併せた上映会で満席の中で視聴した。息詰まる想いで~。