リアリティのダンス 作品情報

りありてぃのだんす

ウクライナからチリの田舎町トコピージャに移住してきたある一家。威圧的な雰囲気の父、歌うように話す母と子を中心に、彼らが織りなす暮らしを描きだす。

「リアリティのダンス」の解説

「エル・トポ」「ホーリー・マウンテン」「サンタ・サングレ/聖なる血」でカルト的な人気を誇るアレハンドロ・ホドロフスキー監督が、「The Rainbow Thief」(未)以来23年ぶりにメガホンを取った人間讃歌。同名の自伝(文遊社・刊)をもとに、監督の生まれ故郷であるチリの田舎町トコピージャにウクライナから移り住んだある家族の生活を描く。シュールレアリスティックな演出や残酷さも交えた本作には、詩人やパフォーマー、舞台演出家、コミック作家、タロットカード研究者といった多彩な顔を持ち、禅や瞑想、心理療法にも造詣が深い監督の美学が詰まっている。主演は監督の息子であり「エル・トポ」に出演したブロンティス・ホドロフスキー。

「エル・トポ」のホドロフスキーが、自身の少年時代と家族の再生を描いた23年ぶりの新作。1920年代、ウクライナ移民としてチリで暮らしていた幼いアレハンドロは、横暴な父と彼を自身の父の生まれ変わりと信じる母、学校との間で苦しんでいた。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年7月12日
キャスト 監督アレハンドロ・ホドロフスキー
原作アレハンドロ・ホドロフスキー
出演ブロンティス・ホドロフスキー パメラ・フローレス クリストバル・ホドロフスキー アダン・ホドロフスキー
配給 アップリンク=パルコ
制作国 チリ フランス(2013)
年齢制限 R-15
上映時間 130分

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-14

本編の奇抜な映画美術を観ていたら、シネフィルWOWOWの深夜便で視た映画〈愛の施術、至極の教典・タオ〉を想い出した…。夢遊病の青年が秘儀のclimaxでタイムトリップする様な夢物語も、ヒロインの美女と長身の竹馬にのるシーンも其の道化姿が何とも幻想的だったしね。「カーマストーラ」風の二人きりのベット・シーンもサラリとしていたんだね!

最終更新日:2022-07-26 11:03:27

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