ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂 作品情報

びよんどざえっじれきしをかえたえべれすとはつとうちょう

1953年、標高8848メートルを誇る世界最高峰のエベレスト山頂への初登頂を各国は目指していた。陸軍大佐ジョン・ハント率いるイギリス遠征隊は、イギリスの登山家11名とニュージーランド人登山家2名、荷物運び600名という編成でエベレストに挑んだ。頂上を目指す第一次アタック隊にはイギリス人登山家が、ニュージーランド人登山家のエドモンド・ヒラリーとエベレスト山麓で育ったテンジン・ノルゲイは第二次アタック隊に選ばれた。期待を背負い出発した第一次アタック隊だったが、酸素補給器に不具合が生じ、疲れと酸素不足のため頂上へ続く尾根ナイフエッジを目前にしながら登頂を断念。初登頂の夢は第二次アタック隊に託された。劣等感に苛まれた内気な少年だったエドモンドと貧しい生まれで子供たちのためにも単なる荷物運びで終わりたくなかったテンジンにとって、それは人生を変える挑戦でもあった。標高8500メートルに達し雪崩の可能性が頭をよぎるが続行。酸素ボンベの残量の減少、さらにテンジンの酸素マスクが氷柱で覆われるといったアクシデントなどの困難を乗り越え、第二次アタック隊はついに標高8800メートルへ到達。行く手を阻むようなほぼ垂直の岸壁が現れても、限界を越えても行けと自らを奮い立たせる……。

「ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂」の解説

標高8848メートルを誇る世界最高峰のエベレスト登頂に初めて成功したエドモンド・ヒラリー卿とテンジン・ノルゲイの挑戦を、当時のアーカイブ映像や本人たちのインタビュー、実際のニュース映像、再現ドラマを織り交ぜ追ったドキュメンタリー・ドラマ。再現ドラマ部分はニュージーランドの南アルプスやエベレストでも撮影され、山が臨場感たっぷりに映し出される。監督・脚本はトロント国際映画祭2009観客賞(ドキュメンタリー部門)を受賞した「双子のデュオ~アンタッチャブル・ガールズ」(第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にて上映)など、ドキュメンタリー作品を多く手がけてきたリアン・プーリー。2D/3D同時公開。

世界最高峰のエベレストの初登頂を成し遂げた男の姿に迫る、山岳ドキュメンタリー・ドラマを3D/2D上映。当時の記録映像と再現ドラマで、不可能とされていた登頂に果敢に挑んだ、ニュージーランド人・ヒラリーと、シェルパのテンジンの偉業を描く。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年6月28日
キャスト 監督リアン・プーリー
出演チャド・モフィット ソナム・シェルパ ジョン・ライト ジョジュア・ラターダ ダン・マスグローブ エロール・シャンド フリンジ・ツェリン ジミー・クンサン
配給 KADOKAWA
制作国 ニュージーランド(2013)
上映時間 91分

(C)2013 GFC (Everest)Ltd All Rights Reserved

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「Pekoshino」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2014-07-02

「実写+ドキュメント」の映画だなと思いながら、この映画を見ました。最高に見応えがありました。

最終更新日:2022-07-26 11:03:27

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