P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-07-17
古墳を廻る歴史秘話の番組で榛名山噴火に立ち向かった或る王家のepisode,其の鎧姿を視て居て本篇ラストシーンが一頻り脳裏に過る🌋
ぼんぺい
総合評価4.22点、「ポンペイ」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
古墳を廻る歴史秘話の番組で榛名山噴火に立ち向かった或る王家のepisode,其の鎧姿を視て居て本篇ラストシーンが一頻り脳裏に過る🌋
競技場での死闘のシーン、火山爆発シーンなど見処満載な究極の愛のドラマ
学生時代に欧州歴史の旅でポンペイを訪れた事が在った。その後,ポンペイ展でモザイク画や秘儀の間の繊細なfresco画の色彩を観た。本篇の様な劇映画で復元されたローマ時代のポンペイの日常を見るのは愉しい
本編を撮影したグレン・マクファーソンのカメラワークが冴え渡るクライム・サスペンスが映画「その女諜報員アレックス」だった。其処ではオルガ・キュルレンコ嬢が恰もタランテイーノ監督の描くヒロイン見たいに勇ましく一際美しいんだ!💃🔫
アクション映画の本編の同じ題材はバルワー・リットン卿の小説「ポンペイ最後の日」で名高くイタリア映画史の初期から何度も映画化されて来た…。リットン卿と言えば「金」が河竹黙阿弥の翻案歌舞伎として日本でも上演されて来た。明治の散切り世話物として文明開化と金が幅を効かせる利己主義な時代への警鐘の喜劇で在った。劇団・前進座が今、三宅坂の国立劇場で上演中である。公文書書き替え問題で「人間万事金次第」な我が国への警鐘でもある様だ!本当は金じゃなくて、人間万事人情次第な世の中の方がいいんだ🎵
究極の愛のドラマとしてポンペイの最期の日々を描く…。円形競技場でのバトル・殺しあい、怒るベスキオ火山の地鳴りと爆発と噴火がダイナミックな史劇として手に汗握るシーンを作り上げた!!
突っ込みあるので、まぁー娯楽映画として見ましょう。でも、主役達が逃げる時には瓦礫や死体が道を邪魔していないのには、空いた口が。。。それと上映時間短いです。
埋れた街なのでこういう事"も"あったんだろうなとは思いましたがEDロールの所では流石に発掘現場や本物の~が流れるかなと期待しましたが全く無かった。ポンペイのあの悲劇を描くなら普段の方々にスポットを当てなきゎ私みたいにローマ人への憎悪しか残らない。
ポンペイとっても楽しみにしてました♪ 良く見るとNHKとかでやっていた所も再現しているけど、あとは 娯楽エンターテイメントでした!恋愛映画として見たら、最後に「俺だけを見ていて」と言う所は胸キュンでした!火山流や土石流、灰で一瞬して埋もれた所、逃げ切れず、恐怖を愛で、はかなかったけど、良かったねって言ってあげたい!
一度でも、TV等で、ポンペイのドキュメンタリーを御覧になられた事がある人が観たら、確実にア然。
ベスビオ火山噴火によるポンペイの検証・公証を、殆ど無視した、御都合主義な、お涙頂戴悲劇に、エンディング・ロールも観ずに劇場を後にしましたよ。
久しぶりに、観る価値無い映画でした。