P.N.「雪風」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2022-01-11
東宝特撮を観てる時に大村千吉氏や鈴木和夫氏を探すように東映のやくざ映画や時代劇で福本清三氏を見つけては喜んでいました。脇役は無くてはならない役なので最後まで斬られ役に徹したのは尊敬に値します。あのはにかんだ笑顔をもう一度観たいです。
うずまさらいむらいと
総合評価4.57点、「太秦ライムライト」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
東宝特撮を観てる時に大村千吉氏や鈴木和夫氏を探すように東映のやくざ映画や時代劇で福本清三氏を見つけては喜んでいました。脇役は無くてはならない役なので最後まで斬られ役に徹したのは尊敬に値します。あのはにかんだ笑顔をもう一度観たいです。
関西先行ということろで、まだ見る機会があると思っていたら、早くから1日1回の上映…。ショックでした。他に比べて華がないかもしれない。でも、とても勉強になる作品でした。言葉少ないながらも福本氏の体当たりの演技、素晴らしかったです!
とても感動しました。
陰日向なく一所懸命、向き合う福本さんの職人魂を
感じました。
なんでも懸命にやっていればどこかで見ていてくれる人がいる。
それって嘘だと思ってはいけない。
ちゃんと目の前にその人がいた。
深みのある映画です。目先のパフォーマンスではなく、”ただひたすらに生き続ける人にこそ、栄冠あれ!”そんな思いを強くしました。ラストシーンでは涙が止まらなくなってしまいましたが、隣の人も前の人も皆さん、ハンカチを手にしていました。
『太秦ライムライト』
「人を信じて、自分も信じて。一生懸命やっていれば、どこかで誰かが見ていてくれる」 このセリフが流れた時、泣けてきた…。
俺も頑張ろうと思った。
人生を応援してくれる素晴らしい作品です。
一足お先に見て来ました。
時代劇という様式美に携わる、生身の人々の物語。悲哀と清々しさが、一気に溢れるラストが見事。
どんよりしていた気分が、一気に晴れました。