THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章 作品情報
ざねくすとじぇねれーしょんぱとれいばーだいいっしょう
ロボットテクノロジーの発達によって登場した汎用人間型作業機械“レイバー”は急速に発展、普及し、軍事、民生を問わずあらゆる分野で使用されるようになった。特に、東京湾周辺には、国家的プロジェクト“バビロンプロジェクト”のために日本国内のレイバーの大半が集中。このプロジェクトは、地球温暖化による海面上昇に対する措置として東京湾の川崎-木更津間に大堤防を建設、さらに1995年の東京南沖大地震で発生した瓦礫の処分を兼ねて堤防の内側を埋め立てることで首都圏の土地不足を解消するという、一石三鳥を狙ったものだった。だがその結果、レイバーの事故はもちろん、レイバーを使用した様々な犯罪行為が多発して社会問題化。この“レイバー犯罪”に対処するため、警視庁は警備部内の特機部隊にレイバーを導入し、その任に当たらせた。特科車両二課パトロールレイバー中隊、通称“パトレイバー”の誕生である。そして月日は流れ、“バビロンプロジェクト”も一段落した2013年の東京。長期的不況により、手間と費用のかかるレイバーはお払い箱になっていた。これにより、特車二課第一小隊は解散。第二小隊はレイバー運用経験の継続という名目のもと、辛うじて存続している状況だった。そんな時代に取り残されたように、特車二課配備のレイバー“98式イングラム”だけは栄光の初代、無個性の二代目、無能の三代目と引き継がれていった。そして、特車二課存続問題すら浮上する今日、動かせば壊れる無用の長物“98式イングラム”と共に、“三代目”特車二課は“待機”という名の怠惰な日々を送っていた。そこへ飛び込んできた久しぶりの出動要請に色めき立つ隊員たち。工業用レイバー“クラタス”を相手に見事、華々しい成果を挙げることができるのか!?
「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章」の解説
人気アニメーション「機動警察パトレイバー」の完全新作実写化プロジェクトの第1弾。「エピソード0 栄光の特車二課」(50分)、「エピソード1 三代目出動せよ」(15分)の2エピソードで構成。出演は「わが母の記」の真野恵里菜、アニメ版にも出演した千葉繁。「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の押井守が総監督を務める。
押井守が手掛けてきた人気シリーズの完全新作実写化プロジェクト。全12エピソードを7章にして連続公開。人間型作業機械“レイバー”を悪用した犯罪に挑む、警視庁特車二課。予算がかさむのを理由に、活動停止状態に追い込まれた彼らに久々の出動命令が下る。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2014年4月5日 |
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キャスト |
監督:押井守
田口清隆
出演:真野恵里菜 福士誠治 太田莉菜 堀本能礼 田尻茂一 しおつかこうへい 藤木義勝 千葉繁 筧利夫 |
配給 | 松竹メディア事業部 |
制作国 | 日本(2014) |
上映時間 | 65分 |
(C)2014「THE NEXT GENERATION‐PATLABOR-」製作委員会
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