オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 作品情報

おっどとーますしにがみときみょうなきゅうせいしゅ

南カリフォルニア。20歳のコック、オッド・トーマス(アントン・イェルチン)は、霊が見えたり、死者の気持ちを読み取る特異な能力を持っている。平穏に生きていたいと願う彼だったが、ある日、不吉な予兆に満ちた大殺戮の悪夢にうなされて目を覚ます。そんなオッドの正体を知っているのは、警察署長のワイアット(ウィレム・デフォー)と恋人のストーミー(アディソン・ティムリン)だけ。ショッピングモールのアイスクリーム屋で働くストーミーは、オッドのバイト先のダイナーにも毎日のように顔を見せ、キスを交わして帰っていく。だがその日、一見いつもと変わらぬ店内に“ボダッハ”という悪霊がふわふわと彷徨っているのをオッドは感じていた。ボダッハの出現は、流血の惨劇が間近なことを意味する。そんな時、友人のヴァイオラ(ググ=バサ・ロー)から「自分と男の死体が横たわる」夢を見たと打ち明けられるオッド。その死体の男の服装はボウリングの球の柄がプリントされた赤と黒のシャツだったという。オッドは“霊的磁力”を使い、不審な人物を捜し始め、まもなくストーミーの店で大量のアイスを買っている中年男に遭遇。彼の周りにはボダッハがうようよ漂っていた。心配するストーミーをなだめながら、男の自宅に侵入するオッドだったが、実はその部屋こそがボダッハが町にやって来る霊界への入り口だと気付く。その男、ボブ(シュラー・ヘンズリー)の部屋の中は異様なムードに満ちており、意味ありげにカレンダー帖から8月15日の日付だけが破り取られていた。オッドは署長に報告するが、自宅の庭でBBQ中の署長は半信半疑。その場にいた新任警官バーン(カイル・マッキバー)に情報調査を命じ、ボブを監視させる。だが、教会の鐘楼でピクニックを楽しむオッドとストーミーの前にボブが現れ、二人に襲いかかってきた。なんとか逃げ切った二人は“霊的磁力”により気が付けばボウリング場に導かれていたのだった。そこに署長の命令でヴァーナー(ニコ・トートレッラ)という警官がやってくるが、彼の腕には“POD”という謎のタトゥーが……。そんな中、オッドの知り合いの美少女リゼット(メリッサ・オードウェイ)が獰猛な犬に追いかけられ、彼女を助けるためにその犬を撃とうとした教師のケヴィン(モース・ビックネル)に誤って射殺されるという事件が発生。さらにオッドは死体となったボブを発見。混乱を極めたまま夜が明け、ついに8月15日がやって来た……。

「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」の解説

ディーン・クーンツの小説『オッド・トーマスの霊感』を「ハムナプトラ」シリーズのスティーヴン・ソマーズ監督が映画化したサイキックヒーロー・アクション。霊能力を持つ青年が、町の救世主として困難に立ち向かっていく姿を描く。出演は「スター・トレック イントゥ・ダークネス」のアントン・イェルチン、「ミッドナイト・ガイズ」のアディソン・ティムリン、「プラトーン」のウィレム・デフォー。

ベストセラー作家、ディーン・クーンツの小説『オッド・トーマスの霊感』を実写化したアドベンチャー。霊視能力を持ちながら平凡なフリーターの青年オッドは、悪霊ボダッハの群れを目撃。それを機に、町に大惨事が迫りつつあることを察知する。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年1月10日
キャスト 監督スティーヴン・ソマーズ
原作ディーン・クーンツ
出演アントン・イェルチン アディソン・ティムリン ウィレム・デフォー ググ・バサ=ロー シュラー・ヘンズリー ニコ・トートレッラ カイル・マッキバー メリッサ・オードウェイ モース・ビックネル パットン・オズワルト アシュリー・ソマーズ
配給 プレシディオ
制作国 アメリカ(2013)
上映時間 96分

(C) 2013 TWO OUT OF TEN PRODUCTIONS, INC

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最終更新日:2022-07-26 11:03:28

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