キューティー&ボクサー 作品情報
きゅーてぃーあんどぼくさー
1932年東京に生まれ、絵具を含ませたボクシング・グローブをはめ壁に貼った紙をボカスカと叩く“ボクシング・ペインティング”で知られる現代芸術家・篠原有司男、通称ギュウチャンは、80歳を超えた今も日本で初めて“モヒカン刈り”にした頃のスピリットそのままに、創作に人生を捧げひた走っている。彼の妻・乃り子は、美術を学びにやってきたニューヨークでギュウちゃんと出会い、恋に落ち、結婚、そして学業の道を捨てた。一男をもうけ、妻であり、母であり、アシスタントであることに甘んじていた彼女は、ある時ついに自分を表現する方法を見つける。それは、夫婦のカオスに満ちた40年の歴史を、自分の分身であるヒロイン“キューティー”に託してドローイングで綴ることであった。かくして夫婦による二人展が企画されることになった。愛、犠牲、歓び、痛み、情熱、失望、老いていくこと、そしてアート。一組の夫婦=二人の芸術家は、そんな永遠のテーマと闘い続けている……。
「キューティー&ボクサー」の解説
“ボクシング・ペインティング”で知られる現代芸術家・篠原有司男と彼の妻・乃り子の40年間に亘るニューヨークでの波乱に満ちた結婚生活を綴るドキュメンタリー。監督は、本作が長編映画デビューとなるザッカリー・ハインザーリング。きわめてパーソナルでありながら普遍的な、唯一無二のラヴストーリーへと昇華させた。音楽は「さや侍」の清水靖晃。
筆代わりのボクシング・グローブでキャンバスを殴って作品を創作する“ボクシング・ペインティング”で知られる、NY在住の反骨の前衛芸術家、篠原有司男、81歳。そんな彼と妻である芸術家、篠原乃り子の創作の現場と、二人の生活に迫っていく。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2013年12月21日 |
---|---|
キャスト |
監督:ザッカリー・ハインザーリング
出演:篠原有司男 篠原乃り子 |
配給 | ザジフィルムズ=パルコ |
制作国 | アメリカ(2013) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 82分 |
(C)2013 EX LION TAMER, INC. All rights reserved.
動画配信で映画を観よう! [PR]
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「キューティー&ボクサー」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。