終わりゆく一日 作品情報
おわりゆくいちにち
郊外に高く聳える煙突。飛び立つ旅客機。眼下の路上で見られる様々な出来事。スタジオの窓越しに見える風景が、15年に渡って記録されてゆく。一方、ここの住人である映画監督の私生活を断片的に物語るのは、留守番電話に残されたメッセージ。時にコマ落としで加速される日常風景の映像と、住人の生活を示唆する音声。両者は時の流れの中で重ねられ、世界のひとつの断面を浮かび上がらせてゆく。
「終わりゆく一日」の解説
1995年から2010年の15年間に渡ってある部屋に固定したカメラで撮影した風景と、88年から03年にかけて録音された留守番電話のメッセージを組み合わせて構成。監督のトーマス・イムバッハの自伝的作品で、定点観測的な構成から、映画作りにおける葛藤やパートナーとの別れなど、映画監督“T”の人生が浮き彫りになる。
スイスの映像作家トーマス・イムバッハによる実験的作品。ある部屋の窓から捉えられた1995年から2010年までの街並みと1988年から2003年までに録音された留守番電話のメッセージを通じて、部屋の主である映画監督の15年間を浮き上がらせる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2013年10月26日 |
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キャスト | 監督:トーマス・イムバッハ |
配給 | フルモテルモ=コピアポア・フィルム |
制作国 | スイス(2011) |
上映時間 | 111分 |
(C)2011 OKOFILM SRF ARTE Thomas Imbach
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