フローズン・グラウンド 作品情報
ふろーずんぐらうんど
1983年、アラスカ・アンカレッジ。17歳の娼婦シンディ・ポールソン(ヴァネッサ・ハジェンズ)が、モーテルの部屋で手錠に繋がれ叫び声を上げているところを警察に保護された。彼女は指名した男に殺されそうになったと警察に話すが、その男、ボブ・ハンセン(ジョン・キューザック)にはアリバイがあり、町の善良市民と言われている人物であった。そんな彼を警察は疑う余地はなく、娼婦の客とのトラブルということで事件を握りつぶそうとする。だが彼女を助けた警官は納得がいかず、事件の調書書類を上司に黙って州警察に送るのだった。同じ頃、ニックリバー沿いの平原で身元不明の少女の無残な遺体が発見された。事件を担当するのは、退職間近のアラスカ州警察巡査部長ジャック・ハルコム(ニコラス・ケイジ)。彼はここ最近立て続けに変死体が見つかっていたことから、同一犯の仕業ではないかと考える。そんな中、町警察から届いたシンディの事件の調書を見たハルコムは、彼女が告発したハンセンを調べることにする。シンディから真相を聞くため、ストリップクラブや、娼婦、麻薬中毒者たちが出入りする場所を回るが、彼女はどこにも見つからない。ところがハルコムが警察に戻ると、そこにシンディ本人が待っていた。彼女は自分がレイプされ、その男に殺されそうになったが、男が軽飛行機を準備している間に辛うじて逃げることができたと説明する。一方、州警察ではハンセンが過去にいくつかの事件を起こしていた事実を調べ上げる。過去の事件から限りなくクロに近い犯人であると確信するハルコムだったが、彼を捕まえるには決定的な証拠がない。ハルコムは唯一の生き証人であるシンディを証言させるために説得を試みる……。
「フローズン・グラウンド」の解説
アラスカ・アンカレッジで実際に起きた女性連続殺人事件を基に、本作で長編劇場映画デビューを飾るスコット・ウォーカー監督が映画化。犯人の魔の手から逃げてきた唯一の被害女性を守りながら犯人逮捕に燃えるアラスカ州警察巡査部長と容疑者の息詰まる攻防を描く。出演は「リービング・ラスベガス」のニコラス・ケイジ、「ハイ・フィデリティ」のジョン・キューザック、「スプリング・ブレイカーズ」のヴァネッサ・ハジェンズ。
12年に24人以上もの女性を襲った実在の殺人犯、ロバート・ハンセンの凶行をベースにしたサスペンス。モーテルの部屋で手錠に繋がれているところを警察に保護された、娼婦のシンディ。自分を暴行したとして、彼女はある男の名を警察に告げる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2013年10月5日 |
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キャスト |
監督:スコット・ウォーカー
出演:ニコラス・ケイジ ジョン・キューザック ヴァネッサ・ハジェンズ ディーン・ノリス オルガ・ヴァレンティーナ マイケル・マグレイディ ブラッド・ウィリアム・ヘンケ キャサリン・ラ・ナサ ラダ・ミッチェル カーティス・“50 Cent”・ジャクソン |
配給 | ブロードメディア・スタジオ |
制作国 | アメリカ(2013) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 105分 |
(C)2012 GEORGIA FILM FUND FIVE, LLC
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-03-02
娼婦役のヴァネッサ・ハジェンズ嬢が実に佳いし、ジョン・キューザックを追うニコラス・ケイジも確かだ!役柄が正反対ながらも、二人の風貌が何処と無く似ているのも面白い。映画〈チャップリンの独裁者〉や〈ジキル氏とハイド氏〉見たく一人二役でキャステイングしたら、どうだろうか?