ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界 作品情報
じんじゃーのあささよならわたしがあいしたせかい
冷戦時代に突入した1960年代のロンドン。ジンジャー(エル・ファニング)とローザ(アリス・イングラート)の2人は、同じ病院の隣のベッドで生まれ、幼なじみとしてずっと一緒に育ってきた。まだビートルズもヌーヴェルヴァーグもこの世にいない時代。彼女たちは学校をさぼって宗教、政治、ファッションについて語り合い、自分たちの親のように欲求不満な家庭生活を送ることだけはしたくないと考えていた。ヘアスタイルもファッションも、どこへ行くのも何をするのもいつも一緒。ヒッチハイクをして男の子と遊んだり、煙草を吸ってみたり、アルコールを試してみたりと、2人は少女から大人へ成長する青春時代を満喫していた。しかし、自由奔放なローザについていこうと、あれこれ試すジンジャーだったが、なかなかうまくいかない。やがて、1人で詩を書くようになるなど、2人の間には少しずつ溝が生じてきた。ラジオからは日々、核の脅威が報道され、T.Sエリオットを読んで反核の集会に参加するなど、世間並みに核に関心を抱くようになる2人。その一方、父親のいないローザは、思想家であるジンジャーの父ローランド(アレッサンドロ・ニヴォラ)の影響を受け、やがて、その気持ちは恋に変わって行く。それに加えて、反核運動への思いの違いから、2人の友情関係には亀裂が生じてゆく。そんな中、ローザがローランドと関係を持っていることを知ってしまうジンジャー。人生を楽しむため、自由奔放に生きる父親は大好きだったが、家族が崩壊する心配に加え、父親と関係を持っている相手が親友だという事実をどうしても受け入れられない。親友、そして大好きな父親との関係の危機に加え、キューバ危機が立ちふさがり、ジンジャーの世界は崩壊寸前になってしまう。そんな中、明るい未来を手に入れる為、ジンジャーは歩き出す……。
「ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界」の解説
冷戦時代のロンドンを舞台に、思春期の少女たちの揺れ動く心情と成長を描いたドラマ。出演は「SUPER8/スーパーエイト」のエル・ファニング、ジェーン・カンピオンの娘アリス・イングラート(「8 Eight」)、「ココ・アヴァン・シャネル」のアレッサンドロ・ニヴォラ。監督は「愛をつづる詩」のサリー・ポッター。
冷戦時代のロンドンを舞台に、思春期を迎えた幼なじみの少女たちの成長をサリー・ポッターが描く。生まれてから何をするにも一緒だったジンジャーとローザ。思春期に入り、折からの冷戦の影が、彼女たちの関係に微妙なすれ違いを生み出してゆく。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2013年8月31日 |
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キャスト |
監督:サリー・ポッター
出演:エル・ファニング アリス・イングラート アレッサンドロ・ニヴォラ クリスティーナ・ヘンドリックス アネット・ベニング ティモシー・スポール オリヴァー・プラット ジョディ・メイ |
配給 | プレイタイム(提供 アース・スター エンターテイメント) |
制作国 | イギリス デンマーク カナダ クロアチア(2012) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 90分 |
(C)BRITISH FILM INSTITUTE AND APB FILMS LTD 2012
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、4件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-07-29
米英合作映画[17才の瞳に映る世界]を視聴してふたりの女性と云うモチーフや撮影方法等の画面の雰囲気から本篇が想い出され