父の愛人 作品情報

ちちのあいじん

幸子(河野知美)は、幼い頃から両親の不和に悩まされながら暮らして来た。ある日、幸子の父親が倒れ、運ばれた病院を教えて欲しいと父の愛人・敦美(麻丘めぐみ)が訪ねて来る。それを拒絶する母・静江(泉水美和子)であったが、離婚することもなくことあるごとに幸子にあたってきた母に反発して、幸子は病院を教えようと敦美の後を追う。幸子は敦美に病院名を告げるが、長年自分たちの家族を苦しめてきたはずの敦美に対して複雑な思いを感じるのだった。それを見て敦美は、もう少し話をしてみたいと幸子を自宅に誘う。父との生活の匂いがする部屋の中には、父と敦美が仲睦まじく写る写真があった。その隣に、幼い頃父にあげた手作りのマスコットを見つけた幸子は強い怒りを覚え、ぼろぼろとなった自分と母親のことを敦美にぶつける……。

「父の愛人」の解説

短編映画『この窓、むこうがわ』『の、なかに』が国内外の映画祭で評価された新鋭・迫田公介監督によるヒューマンドラマ。幼い頃から両親の不和に悩まされながら暮らして来た女性とその母、父の愛人、三者三様の心の機微を描く。「アンテナ」の麻丘めぐみが特別出演。音楽をロックバンド“avengers in sci-fi”の木幡太郎が担当する。

「この窓、むこうがわ」「の、なかに」で国内外の高い評価を得た迫田公介による短篇。不仲な両親の間で育ってきた幸子の父親が倒れ、彼の愛人・淳美が入院先を教えてほしいとやってくる。拒絶する母親だが、幸子は病院の名前を教えようと淳美を追う。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年7月13日
キャスト 監督迫田公介
出演河野知美 泉水美和子 内田周作
配給 ニューシネマワークショップ(Movies-High13)
制作国 日本(2012)
上映時間 38分

(C)とび級プログラム

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最終更新日:2022-07-26 11:03:28

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