生命(いのち)のことづけ 死亡率2倍 障害のある人たちの3.11 作品情報

いのちのことづけしぼうりつにばいしょうがいのあるひとたちのさんてんいちいち

自治体、報道機関の発表データによると、東日本大震災による障害者の死亡率は、住民全体の死亡率の2倍以上だと言われている。そんななか、障害のある人の生死を分けたものは何なのか。人間としての尊厳を失わずに生き延びるには……? 東日本大震災で被災した盲ろう者、早坂洋子さんをナビゲーターとして、災害が起こった際の障害者支援の取り組みを追う。家族や仲間たちが語る、津波で命を失った人たちの証言。そして、逃げ延びた人たちを待っていた過酷な現実。避難所で、“出ていけ”という罵声を浴びせられた精神障害のある人たち、床に寝ることができず、16日間車いすに座り続けるしかなかった女性、避難指示区域に5日間取り残された全盲の女性などがいたなか、様々な障害者団体や支援団体が自治体からの協力を得ながら、障害者たちの支援を始める。福島県南相馬市と岩手県陸前高田市では、個人情報の開示を受け、障害者の訪問調査が実現した。新たな大災害の可能性が指摘されるなか、震災を経験した当事者や関係者の姿を通じて、今後の復興と地域づくりの可能性を探る。

「生命(いのち)のことづけ 死亡率2倍 障害のある人たちの3.11」の解説

東日本大震災において障害者の生死を分けたもの、生き延びた人たちの苦労、そして障害者団体や支援団体による支援の取り組みを通じて、今後の復興と地域づくりの可能性を探るドキュメンタリー。監督は、「ゆずり葉 君もまた次のきみへ」の早瀬憲太郎。震災で被災した盲ろう者、早坂洋子さんがナビゲーターを務める。

東日本大震災で被災した、障害を抱えた人々。避難所から追い出されそうになった、床に寝られずに車椅子に座り続けたなど、さまざまな体験をした当事者とその関係者の証言を通して、今後の復興や防災対策の在り方を探っていくドキュメンタリー。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年6月22日
キャスト 監督早瀨憲太郎
制作国 日本(2013)
上映時間 37分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:28

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