We Can’t Go Home Again 作品情報
うぃきゃんとごーほーむあげいん
この作品に特定の物語は存在せず、フィクションとドキュメンタリー、双方を含む断片的な映像によって構成。さらに、時には複数の映像を同時に映し出したりするなど、現代のビデオアートを思わせる意欲的な作りとなっている。ニコラス・レイの集大成というよりも、キャリアの最晩年に、更なる未知の領域に踏み出そうとした作品と呼ぶ方がふさわしく、当時のアメリカの政治状況も生々しく反映されている。
「We Can’t Go Home Again」の解説
映画監督ニコラス・レイ(「理由なき反抗」)が、講師を務めていたニューヨーク州立大学映画学科の学生をキャストやスタッフに起用して製作した作品。1973年のカンヌ国際映画祭で上映後、編集や追加撮影を繰り返し、未完のままレイは世を去った。本作は、2011年にヴェネチア国際映画祭で上映されたデジタルリマスター版。
「理由なき反抗」のニコラス・レイ最後の長篇劇映画。ニコラスはNY州立大学ビンガムトン校の映画学科に招かれ、学生に“映画を作ることは生きること”をテーマに映画制作をさせる。初めはベトナム戦争や反戦運動などをドキュメントしていくが……。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2013年6月15日 |
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キャスト |
監督:ニコラス・レイ
出演:トム・ファレル ダニー・フィッシャー ジェーン・ハイマン レスリー・レヴィンソン スタンレー・リュー ルーク・オベール ニコラス・レイ ネッド・ワイズマン フィル・ワイズマン |
配給 | boid |
制作国 | アメリカ(1976) |
上映時間 | 93分 |
(C)2011 by Charlie Levi.
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