アップサイドダウン 重力の恋人 作品情報
あっぷさいどだうんじゅうりょくのこいびと
太陽系の惑星のひとつに、正反対に引力が働いている双子の惑星があった。この二つの星のうち、“上の世界”には富裕層が住み、貧困層の集まる“下の世界”から燃料を搾取しており、二つの世界の住人は互いの星との交流を禁じられていた。下の世界に住むアダム(ジム・スタージェス)は上の世界のエデン(キルスティン・ダンスト)と恋に落ち、荒れた丘で人知れず逢瀬を重ねていた。しかし警備隊に見つかり、逃げようとしたエデンは頭を強打し意識不明に。そして捕まったアダムは、上の世界と通じた罰として家を焼き払われる。それから10年後、ふとしたことからアダムはエデンが生きていることを知る。エデンに会うために、2つの世界を唯一繋ぐトランスワールド社へ入社し、命がけで上の世界に潜入するが……。
「アップサイドダウン 重力の恋人」の解説
真逆の引力が働いている双子の惑星で、それぞれの星との交流が禁じられているにも関わらず、星も重力も境遇も異なる二人が恋に落ちるSFラブ・ストーリー。監督は、アルゼンチンの名監督フェルナンド・E・ソラナスの息子で、頭を買いに出かける頭のない男を描いた「L'homme sans tete」(未)が第56回カンヌ国際映画祭短編部門審査員特別賞を受賞し注目を集めるフアン・ソラナス。「メランコリア」「マリー・アントワネット」のキルスティン・ダンストが富裕層の住む上の世界の娘を、「クラウド・アトラス」「ワン・デイ 23年のラブ・ストーリー」のジム・スタージェスが上の世界の娘と恋に落ち命がけで彼女に会いに行く下の世界の男を演じる。
二重引力によって上下真逆という独創的でファンタジックな世界観のもと、許されない恋に落ちた運命の二人が困難を乗り越えて求め合う姿を描いたラブストーリー。監督はアルゼンチンの巨匠フェルナンド・E・ソラナスの息子、フアン・ソラナス。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2013年9月7日 |
---|---|
キャスト |
監督:フアン・ソラナス
出演:キルスティン・ダンスト ジム・スタージェス ティモシー・スポール ジェームズ・キドニー ジェイン・ハイトメイヤー ブル・マンクマ ケイト・トロッター ニコラス・ローズ |
配給 | 角川映画 |
制作国 | カナダ=フランス(2012) |
上映時間 | 108分 |
(C)2011 / UPSIDE DOWN FILMS – LES FILMS UPSIDEDOWN INC – ONYX FILMS – TRANSFILM INTL – STUDIO 37 – KINOLOGIC FILMS (UD)– JOUROR PRODUCTIONS – FRANCE 2 CINEMA
動画配信で映画を観よう! [PR]
ユーザーレビュー
総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。
P.N.「ミスチーフジョーンズ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2013-09-08
首が疲れたけど(観た人はなんとなくわかると思う)、見ごたえのある映像だった。これだけでも見る価値は大いにあり。ストーリーは荒く、一度侵入者がいたルートに無警戒だったり、退職者のIDを即無効にしなかったりと、「厳しい」という設定のわりに、矛盾点が目立つ。主人公達の恋愛以外の要素はどうでもいい扱いだが、この荒さのせいで、二人の間に危機感がなかった。ある意味、結末がどうなろうと、映像は楽しめる作りだった。