母の唄がきこえる 作品情報

ははのうたがきこえる

真冬の長野。電車の車窓に流れゆく懐かしい故郷の風景を見ながら、父や亡き母などの思い出を胸に、東京から実家へと向う姉(大島葉子)と妹(菜葉菜)の姿があった。その昔、姉妹は父との確執から生まれ育ったこの地を離れていたが、小さな鉄道路線の廃止を知り、父が一人暮らす家に帰ることを決意したのだった。そんな中、電鉄会社で車両整備士をしている父(菅田俊)は、廃線と時期を同じくして定年を迎え、これまでの人生を振り返る。亡き妻や娘たちへの詫びる気持ちを込め、家までの道のりを線路沿いに歩いて帰る父。一方、姉妹は家が近づくにつれ、父の存在の大きさに気付き、再会をためらっていた……。

「母の唄がきこえる」の解説

2012年、実際に廃線となった長野電鉄屋代線沿線を舞台に、失われていくものがある一方で変わらぬ故郷への思いや家族の姿を描くヒューマンドラマ。監督は『新うれしはずかし物語』の大谷康之。出演は「ポチの告白」の菅田俊、「どんずまり便器」の菜葉菜、「朱花の月」の大島葉子。原作・脚本は「獄(ひとや)に咲く花」の松下隆一。

昨春、廃止された長野電鉄屋代線を舞台にした人間ドラマ。故郷・長野の鉄道路線が廃止間近と知った姉妹は帰郷を決意。独り暮らしの父を訪ねる道中、亡き母や父を思い返し、定年間近の車両整備士の父もまた、家族のことを思い家路についていた。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年4月20日
キャスト 監督大谷康之
原作松下隆一
出演菅田俊 菜葉菜 大島葉子 笠原のあ 中村陽香 河野魁人 牧藍人
配給 T-ARTIST
制作国 日本(2013)
上映時間 95分

(C)「母の唄がきこえる」製作委員会

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最終更新日:2022-07-26 11:03:29

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