P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-10-22
NHKBSPREMIUMカフェ摩天楼の回は本篇原作者フィッツジラルドの視座で回想して居て興味深い…。本篇の扉或いはエンドロールはアールデコ調で荘厳だったね
かれいなるぎゃつびー
総合評価4.57点、「華麗なるギャツビー(2013)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
NHKBSPREMIUMカフェ摩天楼の回は本篇原作者フィッツジラルドの視座で回想して居て興味深い…。本篇の扉或いはエンドロールはアールデコ調で荘厳だったね
アール・デコの造本芸術展でファッションのイラストレーション,グラフィック・デザイン等で感じるのは本篇の華麗なる衣裳や装飾itemだった…。モダンな機能美への懸け橋で
ハズ・ラーマン監督の絢爛豪華なミュージカル映画〈ムーラン・ルージュ〉を視てると,矢張り作家の視点で複雑な人間模様を観察する趣向が本篇で活かされていたと感じるんだ
本編はテー・パーテイで再会したdaisy役のキャリー・マリガンとレオナルド・デカプリオの庭園での場面が一際、美しかった。又,ラストシーンの海辺で観る緑色の光,栄光の過去のイノセントな愛の雫石ー。E・ロメール監督「海辺のポリーヌ」「緑色の光線」,F・トリュフォー監督「緑色の部屋」等ヌーベルヴァーグの仏蘭西映画が蘇って来た
そして,ラストでタイプされた本の原稿のタイトル名ギャッビーの上にTHE greatと書き添える…。此のシーンの重みは確かに「華麗なる」と訳すには剰りに惜しい位だー。恐らくギャッビーの墓碑銘に当たるんだから。又,本編監督ハズ・ラーマンの妻が担当した衣裳にも注目したい。
トビー・マグワイヤーのライターの視点で紡がれる本編のエンドロールも金銀の豪華本の装幀見たくまるで宮殿を想わせる様な様式美のレイアウトで在った,其れが最後の最後にはmonochromeに反転して映写機から写された映像だったと判明して📽️
目眩くカメラ・ワークのサイモン・ダガンの手腕とジャン・ヴィゴ監督の名篇「操行ゼロ」の大人版見たいな羽毛舞い散るハチャメチャシーンも本編のストーリーに置ける特色何だ!
ジューヌ・ヴェルヌの小説をタイトルにした映画「緑の光線」を観た後で本編を視ると過去からの緑の光を見詰める男のラストシーンが重なり文學の芳香がして来た。ヴェルヌもフイッツジラルドも読んで見たく為ったんだ。バズ・ラーマン監督版の本作、キャリー・マリガン演じるデイジーへの愛を廻るレオナルド・デカプリオ等の迫真のバトルシーンも印象深い!大富豪の虚飾と世界恐慌…、アメリカに渦巻いた心の暗を照らし出す秀作ドラマだった🎵🎶
本編を観ているとキャリー・マリガンが演じたデイジー役が1974年版ではミア・ファローが起用されてロバート・レッドフォードと名コンビだったシーンが鮮明に蘇って来たー。「デイジーは気が変わって仕舞ったのよ!」と言うフィッツジラルド原作の名台詞と共に…。其のジャック・クレイトン監督版のシナリオはフランシスコ・フォード・コッポラで在った。
名声よりも お金よりも 愛なのか!?
お茶会の緊張感には 笑えた。
正直 ちょっとヤダなーという場面もあるけど、
ディカプリオがハマっていて、忘れられない。
お金持ちはズルいなと思うよ。
心のドラマなら3Dもいらないし、ズームや特異な演出も邪魔に思えたほど、ディカプリオのギャツビーは純粋な演技でした。
映像に小細工なしでもう一度作って欲しいくらいです。
ティファニーのジュエリー見る為って感じで行ったら…やっぱりディカプリオのほうが光っていた作品でした。
ギャッビー良かったζ
女は、魔物、満天の夜空 君に、上げたかった
男は、永遠にBoy∞∞
実はあまり期待してませんでしたが、良かったです。
うーん、衣裳やセットの絢爛豪華さに星をプラスしても3くらいですかね…。
2人の富豪の男の間で揺れるデイジーが、どうしてそこまで惚れられるのかがイマイチですね。
とはいえデイジーの夫が一番オイシイ気がします。
まあデイジーもイイトコ取り過ぎだなー。
そもそも表題を「華麗なる」と意訳するのが、内容にあっているのか悩みます。