P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-09-09
本篇の映画紹介のテレビ番組の中で妻夫木聡が本篇に出演して山田洋次監督の掛け声のヨーイ,スタート或いはGOサインから山田ヨーイ,山田ヨーイと駄洒落を云っていたけれど林家正蔵もらっきょうを食べる日常シーンの一コマ撮影時の苦労話をネタにしていたんだなあ。
今朝NHKラジオ深夜便師匠を語るは林家たけ平,人情味の在る生き方に学んだ熱き想いから本篇のワンシーンがまた笑いと共に
とうきょうかぞく
総合評価4.77点、「東京家族」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
本篇の映画紹介のテレビ番組の中で妻夫木聡が本篇に出演して山田洋次監督の掛け声のヨーイ,スタート或いはGOサインから山田ヨーイ,山田ヨーイと駄洒落を云っていたけれど林家正蔵もらっきょうを食べる日常シーンの一コマ撮影時の苦労話をネタにしていたんだなあ。
今朝NHKラジオ深夜便師匠を語るは林家たけ平,人情味の在る生き方に学んだ熱き想いから本篇のワンシーンがまた笑いと共に
📽古書店で分厚な本篇パンフレットを入手,其処には公開当時の2種のチラシ1枚は横尾忠則のイラストが描かれている,公開時の新聞広告の切り抜きも!何て素敵な幸運。読み進めるとイイノホールで観た東京新聞主催の試写会の想い出が甦って来た。山田洋次監督とキャストの皆さんの舞台挨拶も在って会場は大きな拍手に包まれ
今朝のNHKラジオ深夜便の言葉特集インタビューのguestは本篇出演の林家正蔵,映画の中でらっきょうを食べるシーン一つにも監督山田洋次の拘りが見られた。父林家三平の名言は稽古せよ!と,元気に明るく一生懸命にだったと云うエピソードを番組で披露。基礎訓練に只管励んだ父親の話藝
昨日の徹子の部屋のゲストは橋爪功。本篇出演の思い出話,ご近所の山田洋次監督への想いなども話題に
小津安二郎監督の名篇を平松恵美子脚本で女性視座を膨らませ,東日本大震災の被害者への想いも籠めてアレンジ。アート・アドバイザーに横尾忠則を迎え絵画をスクリーンのポイントにした小津作品の手法を踏襲
🌻久し振りにビットリオ・デシーカ監督の名篇〈ひまわり〉を観て居たら繊細な感情の綾とすれ違いの号泣映画。山田洋次監督の本篇もまた妻夫木聡の泣くシーンが話題だったが,山田監督もイタリアのネオ・レアリズモの映画に啓発されて映画に愛を注いだ作品を紡いで来たんだね
🏝️本作品の試写を観てから久し振りに本篇を視聴。3.11を経て練り直した本篇には,地震と津波被害と先の戦争での喪失感の記憶とがオーバーラップする。核家族化と漂流老人社会と言う現代的な眼差しを交える山田洋次監督の秀逸なホームドラマ
更にNHKの「戦争童話集」での長澤まさみ、蒼井優、吉永小百合らの出演した朗読劇も本篇監督・山田洋次らの演出。此処では山田作品特有の語り口や小津安二郎映画の舞台化演出の手腕が生かされた。
本篇での謂わばホームドラマの中に浮かび上がる戦争の影が朗読劇では戦争体験者の証言見たいに再現される。映像を切り結ぶのは視聴者自身
AXNミステリーの番組アーカイブ「新・赤かぶ検事奮戦記黒百合は殺しのメッセージ」等の再放送を視てると本篇での橋爪功の風貌が何処か本篇のモチーフと為った小津安二郎監督自身やコンビ名優笠智衆見たいにも想えて来るから不思議何だなあ
東京家族を観た。私は以前、京都の撮影所で橋爪功さんとご一緒させて頂いたことがある。テレビドラマの撮影だったが、橋爪功さんの演技の素晴らしさに天才ではないかと思った。だからこの映画はとても興味があった。これは永遠の命題がいっぱいちりばめられていて、最高の映画だと思った。これをきっかけとして人生をゆっくり考えることができるだろう。
昨日TV朝日の徹子の部屋guestでシナリオライター倉本聰の回を視ていて昼ドラ「やすらぎの刻・道」で風吹ジュンの話題が出ていた。本篇でも行きつけの飲み屋の女将役が嵌まってる!家族や地域のコミュニティを廻り現代社会にとって幸福とは一体何かが主題の山田洋次監督作品。NHKラジオ深夜便3.11特集の中で福島放送局のアナウンサーの監督interviewも興味深い。「幸福の黄色ハンカチ」が再生・復興のsymbolで
更に真夜中TVで放送されていた人気のヒット恋愛ドラマ〈愛してくれと言ってくれ〉を視聴していたら耳の不自由な豊川悦司の母親役で本篇の吉行和子が出演していて佳い味を出して居た。其れに又,橋爪功も共演してた。本篇の母役は小津監督作品〈東京物語〉では東山千恵子,橋爪の演じた父親役は笠智衆で在ったね
そして改めて本編の元ネタの小津安二郎監督作品を観ると,原節子の演じた紀子役を蒼井が現代の若者として妻夫木と共演して戦死した夫の面影を偲ぶ様な小津のスタイルを3.11以後の日本に改編し深化させた工夫と苦心が読み取れる。其の違いを映画評論で諦念と希望の相違と云う事も可能だが陰影のクッキリした過去から未來への残酷な迄の人間模様と言う共通項を見逃してはなるまい
小津安二郎監督作品のアイコン「原節子号泣す」と云う本が在る様に映画の中でヒロインは泪を流す。ドライなタッチの様でいて本編は小津作品の一大メロドラマ!それを漂流老人や若い人の働き方問題等も交えた現代劇にアレンジしたのが本編だった。家族に潜む柵が抉り出される点で小津作品の精神を継承したホームドラマ何だ。ヒロインは蒼井優で…
町田国際版画美術館で横尾忠則版画展を見に行ったら、「T地路」の作品が在った。此は本編に出て来る家が其処に在って横尾は本編オリジナルポスター描いた♪本編でも部屋の中に横尾ポスターが貼られている!エンドロールがカラフルなPOP調ののも山田洋次監督と横尾忠則美術のコラボの成せる技か?本編はファン-サービスと遊びの余興が見られたー。何せ映画史上のベストワン小津安二郎監督<東京物語>の現代版何だから其の入魂振りは想像に難くないが…。
ドライなタッチの小津安二郎監督の名作(東京物語)を大メロドラマとして3.11以後の日本社会、それも上京したものの漂流せざるを得ない親や老人の現実局面としてシリアスに描いた…。故郷へ帰って隣家の娘さんが洗濯物を取りに来る長閑なラストシーンは小津監督(麦秋)のオマージュでもあろう…。(男はつらいよ)のフウテンの寅さんシリーズそのものが、僧侶の笠(小津監督のアイコン的男優)を出演させ続けて松竹大船調の小津作品へのオマージュだったがー。
場内は年配の方ばかりでしたが、「ウチの親はまだ大丈夫!」という若い方に観ていただきたいです。
感動モノです。私は山口県人で神奈川県に来て早30年。広島弁とほぼ同じ方言だからとても懐かしく、早くに両親亡くした為何か言いようのない淋しさに襲われ涙でした!故郷は遠きにありて思うものと言いますが、後悔しない親孝行して下さいね…と皆に伝えたいです。
妻夫木くんみたさに行きました。CMでだいたい内容はわかったし、全編観なくてもあれが全てかな、とあまり期待してなかったけど、途中から涙が止まらなくなりました。田舎の両親に会いたくなりました。観てよかった!
会話とかがまったく平成ではないです
全然 内容に気持ちが入らなくて苦痛でした
年齢層がかなり高い方々で会場はほぼ満席
すすり泣きがさざ波のように押し寄せてくる感じでした
好みがかなり分かれる映画だと思います