はちみつ色のユン 作品情報
はちみついろのゆん
1960年代から70年代、朝鮮戦争後の韓国では20万人を超える子どもが養子として祖国を後にした。その中の一人、ユンは5歳のとき、ベルギーのある一家に“家族”として迎えられた。髪の毛や肌の色が異なる両親と4人の兄妹、カテリーン、セドリック、コラリー、ゲールと共に暮らす中、ユンは生まれて初めて腹一杯食べ、おもちゃを持ち、路上生活や孤児院を忘れることができた。やがてフランス語を覚え、韓国語を忘れ、絵を描くことで実母の幻影と会話しながら、ユンは画才に目覚めていく。そんなある日、“家族”にもう一人、韓国からの養女・ヴァレリーがやってくる。彼女を見たとき、ユンは自分が何者なのかを意識し始めるのだった……。
「はちみつ色のユン」の解説
国籍の全く異なる者同士が親子関係となる“国際養子”として韓国からベルギーへ渡ったマンガ作家ユンが、フランスのドキュメンタリー映画監督ローラン・ボアローと共同監督した自伝的作品。現代のソウル、8ミリフィルム等の実写と、手描きやCGといったアニメを組み合わせ、リアルとセンチメンタルが入り混じった独特の世界観を構築する。
60~70年代、韓国では多くの子供が養子になるため祖国を後にした。ユン監督もそんな国際養子の一人。5歳でベルギーに渡った体験を基に、8ミリフィルム、最新のCGやアニメーションを織り交ぜたハイブリッド映像で描く自叙伝的ドキュメント。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年12月22日 |
---|---|
キャスト |
監督:ユン
ローラン・ボアロー
原作:ユン 出演(声):ウィリアム・コリン クリステル・コルニル ジャン=リュック・クシャール アルチュール・デュボワ デヴィッド・マカルス |
配給 | トリウッド=オフィスH |
制作国 | フランス ベルギー 韓国 スイス(2012) |
上映時間 | 75分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「はちみつ色のユン」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。