ゲキ×シネ「髑髏城の七人」 作品情報
げきしねどくろじょうのしちにん
戦国時代、織田信長亡きあと、豊臣秀吉は天下統一を賭けて関東を手中にしようとしていた。その秀吉を阻んでいたのは、天下取りのためなら手段を選ばず勢力を拡大していた天魔王(森山未來)を党首とする関東髑髏党だった。ある日、髑髏党が村を襲っているところを、兵庫(勝地涼)率いる血気盛んな侍集団・関八洲荒武者隊が止めに入る。しかしたちまちピンチに陥ったのを、通りすがりの無宿者・捨之介(小栗旬)が助けに入り、大立ち回りの末、髑髏党を追い払う。兵庫は捨之介を、関東一の色里と言われる“無界の里”に誘う。そこの主・無界屋蘭兵衛(早乙女太一)は、捨之介の過去を知るかつての仲間だったが、過去を封じ、この地でやり直そうとしていた。遊女・極楽太夫(小池栄子)が看板の無界の里は、“救いの里”とも呼ばれ、現実の枷を捨てた人々が自由に生きている。そこで働く少女・沙霧(仲里依紗)も、髑髏党の拠点・髑髏城の秘密を知っているため追手から身を隠していた。天魔王も、捨之介、蘭兵衛と深い縁があり、3人はかつて織田信長の部下として、天下統一を夢見て命を懸けた日々を過ごしていたのだった。主人亡き後、バラバラになっていた3人は、関東の荒野で運命的な再会を果たす。天魔王は狂信的なまでにかつての夢を継ごうとしていた。捨之介と蘭兵衛はその姿を見て心が揺れるが、天魔王を止めるため、たった7人で2万の兵で固められた髑髏城を攻め落とすことを決意する……。
「ゲキ×シネ「髑髏城の七人」」の解説
演劇を映像化する『ゲキ×シネ』第10作。中島かずき作、いのうえひでのり演出による劇団☆新感線『髑髏城の七人』の模様を、18台のカメラで撮影したアクション・エンターテインメント。戦国時代、2万の兵に挑む7人の戦いを描く。出演は、「宇宙兄弟」の小栗旬、「苦役列車」の森山未來、「座頭市」の早乙女太一。
劇団☆新感線の公演を、デジタル技術を駆使しスクリーンで上映する“ゲキ×シネ”第10弾。天下統一をかけて武将たちが割拠していた戦国の世を舞台に、2万人を擁する関東髑髏党に戦いを挑んだ7人の若者たちの活躍を痛快に描く、劇団の代表作。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2013年1月12日 |
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キャスト |
原作:中島かずき
出演:小栗旬 森山未來 早乙女太一 小池栄子 勝地涼 仲里依紗 高田聖子 粟根まこと 河野まさと 千葉哲也 |
配給 | ヴィレッヂ=ティ・ジョイ=プレシディオ |
制作国 | 日本(2012) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 179分 |
公式サイト | http://www.geki-cine.jp/dokuro-jo/ |
(C) ヴィレッヂ/劇団☆新感線
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