P.N.「ラック」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2012-10-02
時代考証が適当な時代劇作品が多いなか、専門分野まで良く調べた「本格派」作品。好きなものへの情熱や既存の物を壊す勇気、そして夫婦愛。演技派の役者が魅せる、晴れ晴れとした気分になれる作品でした。
てんちめいさつ
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時代考証が適当な時代劇作品が多いなか、専門分野まで良く調べた「本格派」作品。好きなものへの情熱や既存の物を壊す勇気、そして夫婦愛。演技派の役者が魅せる、晴れ晴れとした気分になれる作品でした。
なんか難しい。
原作しらないからか難しくて、理解するの大変だったわ。
宮崎あおいさんはほんと綺麗で可愛くて演技もうまく言う事ないですね!
脇を固める豪華な俳優達の中で、岡田くんの演技はやや残念でした。最後の方の夫婦愛はよかったものの、なんか綺麗で浮世離れしすぎ。穏やかに月日が過ぎますが、最初に1年半、次に3年、さらに10年近くと時間が流れて…でも映像からも主人公の容姿からも見えにくいです(懇意にしている偉い人が時と共に死んでいくのがメイン)。ものすごくお金がかかっていそうなのに宣伝がパッとしないのは『いろいろあるのかね~』と思っちゃいました。あ、エンドロールの背景がすばらしいです。
「花よりもなほ」で「時代劇の岡田」に惚れ込み、原作のあまりの面白さから映画館へ。感想…安井算哲に惚れ直しました(原作でしか知りませんが…)。通常、原作がこうも長いと大味な作りになってたりしますが、なるほど巧く料理してあるなと、観終わって清々しい気分です。脇役では宮崎あおい、笹野サンは当前として、その上で中井貴一が良かった(個人的には武藤も笑)。最後に、滝田監督はあまり好きではなかったのですが、ゴメンナサイ、面白かったです(笑)。