フィッシュ・タンク 作品情報
ふぃっしゅたんく
ミア(ケイティ・ジャーヴィス)を取り巻く環境は劣悪だった。住んでいるのは労働者階級のアパートで、隣人たちは粗暴な上に、家族は昼間から酒を飲む母親と、口汚く罵ることを覚えてしまった妹。彼女自身、やり場のないフラストレーションから、常に周囲とトラブルばかりを起こしている。唯一、自分を素直に表現できるものはダンスだけ。ある日ミアは、台所を上半身裸でうろつき回る母親の友人コナー(マイケル・ファスベンダー)と出会う。コナーはミアたちの生意気さを意に介することなく、自然と家族の中に入り込んでくる。初めて自分をきちんと扱ってくれる大人の男性に魅かれてゆくミア。そんなある日、“女性ダンサー募集”の広告を目にした彼女は、コナーの応援も受けて、挑戦を決意するが……。
「フィッシュ・タンク」の解説
ダンスだけを心のよりどころに、孤独で荒んだ生活を送る少女の青春を描く。カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。出演は本作でデビューを飾ったケイティ・ジャーヴィス、「プロメテウス」のマイケル・ファスベンダー。監督は「RED ROAD」でもカンヌ審査員賞を受賞するなど、世界から高い評価を受けるアンドレア・アーノルド。
2009年カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞したドラマ。学校で放校処分を受け、友人たちにも距離を置かれ、孤独で鬱屈した日々を過ごす15歳の少女ミア。そんな彼女と母親が、ある男との交流を通して安らぎを得る姿を丁寧なタッチで綴っていく。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年8月4日 |
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キャスト |
監督:アンドレア・アーノルド
出演:ケイティ・ジャービス マイケル・ファスベンダー キルストン・ウェアリング レベッカ・グリフィス ハリー・トレッダウェイ |
配給 | 熱帯美術館 |
制作国 | イギリス= オランダ(2009) |
上映時間 | 123分 |
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