P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-07-19
本ドキュメントの舞台はParisだが、ロサンゼルスのナイトクラブのショービジネスの内幕ものの劇映画が「ショーガール」(ポール・バーホーヘン監督)だった…。矢張りトップダンサーの女神を目指す熾烈なバトルと女同士の友情がストイックなドラマを造り上げていた。前評判が悪い丈在って、逆に熱狂的なファンが多いと想う!ヒロインの鬼気迫る痛快なシーンは、ひょっとして現代の「アマゾネス」かもー。💃🎶💤💢💥
くれいじーほーすぱりよるのほうせきたち
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本ドキュメントの舞台はParisだが、ロサンゼルスのナイトクラブのショービジネスの内幕ものの劇映画が「ショーガール」(ポール・バーホーヘン監督)だった…。矢張りトップダンサーの女神を目指す熾烈なバトルと女同士の友情がストイックなドラマを造り上げていた。前評判が悪い丈在って、逆に熱狂的なファンが多いと想う!ヒロインの鬼気迫る痛快なシーンは、ひょっとして現代の「アマゾネス」かもー。💃🎶💤💢💥
本編はロードショウー公開時に東京・渋谷のBunkamuraシアターで観た。フレデリック・ワイズマン監督作品はノー・ナレーションで観客や舞台の裏方を含む全体像を丸ごと画くんだ…。或る意味「選挙」等の想田監督の観察映画に通じるんだね。上映時間が長目でタップリと見せて考えさせる作品が多い。ドキュメンタリー映画として政治・経済から文化・芸術・教育・福祉等迄ジャンルも多岐に亘り掘り下げていて、何とも印象的な構成力何だ!本編は確かにロートレックのポスターやドガのパステル画のモチーフの現代版見たい何だねえ💃☘️
巨匠ワイズマン監督が、パリの老舗ナイトクラブの踊り子と裏方が舞台をつくりあげる姿をおった。アメリカンバレエシアターやオペラ座バレエを取り上げた同監督だが、今回は華の都を彩るストリッパーたちの女性美を、さながらベルエポックのロートレックやスタンランの絵を観ているように描いた。ところでシャリーズ・セロン主演の『ヤング≒アダルト』の原作者もディアブロ・コディという元ストリッパーだ。欧米の映画には時々、ハッとさせられる視点がある。