ロボット 作品情報

ろぼっと

天才工学者バシー博士(ラジニカーント)は10年に及ぶ研究の日々を経て、二足歩行型ロボット、チッティ(ラジニカーント・2役)を生み出した。あらゆる点で人間以上の能力を持ち、命令に忠実に従うチッティは、人類の未来を切り開く偉大な発明となるはずだった。だが人間の感情をも理解するようプログラムされたチッティは、バシー博士の恋人サナ(アイシュワリヤー・ラーイ)に恋をしてしまう。チッティとバシー博士がサナをめぐって恋の火花を散らす中、板挟みとなったサナは、チッティの思いをきっぱりとはねのける。人間の感情を理解してしまったがために、深く傷つくチッティ。さらにはバシー博士の怒りを買ったチッティは、博士の手で廃棄処分にされてしまう。残骸を回収した悪徳工学者の手によって冷酷なターミネーターとしてよみがえったチッティは、バシー博士の目の前でサナを拉致、迫ってくる警官隊を難なく一蹴する。やがて占拠した研究所でチッティは自らのレプリカを量産し、最強のロボット軍を作り上げる。チッティとそのレプリカのロボット兵団は、今や世界の脅威になろうとしていた。バシー博士は愛するサナを救うためにチッティの機能を停止させようと命がけの行動に出る。しかしチッティ軍は、バシー博士の想像を超えるほどに進化し、街を恐怖に陥れる。何百体ものロボットが合体しフォーメーションを変えながら暴れ回るチッティ軍団の猛攻を前に、人間はなす術もない。世界がロボットに支配されるのは、今や時間の問題。ひたすら壮絶化するチッティの暴走を、バシー博士は食い止めることができるのか……。

「ロボット」の解説

冷酷なターミネーターと化した高性能ロボットと、天才工学者の攻防を描くインド産アクション大作。「ムトゥ 踊るマハラジャ」のラジニカーントが2役を演じ、ヒロインには「ミモラ 心のままに」のアイシュワリヤー・ラーイを起用。監督は「ジーンズ 世界は2人のために」のシャンカール、音楽は「127時間」のA・R・ラフマーン。177分のオリジナル版を再編集した日本公開版。

インド映画史上最高の製作費37億円を投入した、奇想天外なSFアクション。自分と瓜二つのロボット“チッティ”を開発したバシー博士。しかし、チッティは博士の恋人サナに激しい想いをよせるあまりに、思いもよらぬ暴走を見せるようになる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2012年5月12日
キャスト 監督シャンカール
出演ラジニカーント アイシュワリヤー・ラーイ
配給 アンプラグド(提供 アンプラグド=メダリオンメディア=ニッポン放送)
制作国 インド(2010)
上映時間 139分

(C) 2010 SUN PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、3件の投稿があります。

P.N.「わさびのきいたイルージョン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-12-06

インド映画風に、歌と踊りを織り混ぜ、繰り広げられる壮大な、歌絵巻。

正に、わさびのきいたイルージョン。

ヒロインも、チッティも、わさびのように、刺激的ですが、本物のわさびは、意外と、優しく、爽やかさを伴う。

ターミネーターやスターウォーズなどをSFものコミカルに取り入れ、チッティが、藤岡弘さんに見えて親しみさえ感じる。

3時間があっという間でした。

ハリウッド的でもあり、日本のロボットアニメやマンガの影響も感じさせる。

映画の日に鑑賞。

最終更新日:2024-11-06 17:05:50

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