P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-06-28
そして,諜報員のスベチラーナ・コドチェンコ女史の姿も印象的な本篇
うらぎりのさーかす
総合評価4.8点、「裏切りのサーカス」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
そして,諜報員のスベチラーナ・コドチェンコ女史の姿も印象的な本篇
ジョン・ル・カレ原作の映画化作品がショーン・コネリーとミシェル・ファイファー共演の諜報活動を題材にした映画「ロシア・ハウス」。ミシェル・ファイファーが一際セクシーな本格派のjazz映画「恋の行く方フェビュラス・ベイカーボーイズ」に続けて本編を観ると全然違った役処を演じるヒロインの魅力が際立って感じられた。ロシア・ロケも美しく
映画館でやっているのを見つけ行ってきました。重厚な史実をみている感じ。複雑に絡み合う人間関係や時間軸に引き付けられます。ずっと息をつめて見ていて最後は疲れちゃいますが、軽さのみの映画が蔓延する中、満足のいくものでした。
渋すぎます。いろいろなレビューの意見は、星の評価に関係なく納得。私は、はまりました。
冷戦中、英情報部に潜入したソ連の二重スパイ(もぐら)を探すべく主人公に密命が下る。身分違いの令嬢との結婚は破綻、風貌も冴えぬが冷静な判断力で問題を解決する。印象的なのは、もぐらの親玉カーラと1950年代に会ったと回想する場面。カーラを亡命させようと接触するも失敗、彼は主人公の新婚記念ライターを借りたまま失踪…。20年後も宿敵への闘志だけは消えず燻り続ける。オールドマンの名演が光る。