昼下がり、ローマの恋 作品情報
ひるさがりろーまのこい
ローマの賑やかな通りに、気さくな男オーグスト(ミケーレ・プラチド)が管理人を務めるアパートメントがあった。このアパートに住むサラ(ヴァレリア・ソラリーノ)と結婚するつもりの青年弁護士ロベルト(リッカルド・スカマルチョ)は、トスカーナ地方の農場に立ち退き交渉のため出張する。そこでロベルトは、美女ミコル(ラウラ・キアッティ)に一目惚れし、滞在を延長して素晴らしいひとときを過ごす。一方、このアパートの住人エリアナ(ドナテッラ・フィノッキアーロ)に誘惑されて浮気をしてしまった有名なニュースキャスターのファビオ(カルロ・ヴェルドーネ)は、彼女のエキセントリックな言動に翻弄される。ボストン大学の歴史学教授だったエイドリアン(ロバート・デ・ニーロ)は、2年前の定年を機に移住してきたアメリカ人で、最初はオーグストと打ち解けなかったが、ベトナム戦争の話をきっかけに親友となった。エイドリアンは7年前に心臓移植の大手術を受け、それが原因で離婚して以来、独り身で平穏に暮らしていた。オーグストの40歳の娘ビオラ(モニカ・ベルッチ)が家に帰ってきた。容姿端麗であかぬけた魅力を持つ彼女に惹かれたエイドリアンは、彼女の気を引こうとこれまでの生き方を変える。しかしビオラが戻ってきたのは、借金の取り立てから逃げるためだった。しかもキャリアウーマンだと信じていた娘が、ストリッパーだったことを知ったオーグストは激怒する。勘当され、行く当てのないビオラはエイドリアンの部屋に向かう。彼女と本音で語るうち、自分の気持ちに素直に生きることにしたエイドリアンは、彼女とベッドを共にし、愛を告白する。
「昼下がり、ローマの恋」の解説
ローマのアパートの住人達が織りなす恋模様を描いたロマンティック・ラブストーリー。監督は、「イタリア的、恋愛マニュアル」のジョヴァンニ・ヴェロネージ。出演は、「ニューイヤーズ・イブ」のロバート・デ・ニーロ、「魔法使いの弟子」のモニカ・ベルッチ、「あしたのパスタはアルデンテ」のリッカルド・スカマルチョ。
ロバート・デ・ニーロが、イタリア映画初出演を果たしたオムニバス・ロマンス。心臓移植手術をした元教授とその親友の娘、有名キャスターと彼を翻弄するエキセントリックな女性など、3組の男女がローマを舞台に軽妙な恋物語を繰り広げていく。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年2月18日 |
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キャスト |
監督:ジョバンニ・ヴェロネージ
出演:ロバート・デ・ニーロ モニカ・ベルッチ リッカルド・スカマルチョ カルロ・ヴェルドーネ ミケーレ・プラチド ラウラ・キアッティ ドナテッラ・フィノッキアーロ ヴァレリア・ソラリーノ ヴィットリオ・エマヌエーレ |
配給 | アルシネテラン(提供 コムストック・グループ=アルシネテラン) |
制作国 | イタリア(2011) |
上映時間 | 126分 |
(C) 2011 FILMAURO Srl
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「メイ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2012-02-19
2話目が笑えて一番好き。3話目、デ・ニーロ、カッコいいです。ラブコメのイメージがなかったのに70歳を前にして、というのがすごい!