瞳は静かに 作品情報

ひとみはしずかに

軍事政権時代の1977年、アルゼンチン北東部の州都サンタ・フェ。やんちゃでいたずら好きな8歳の男の子アンドレス(コンラッド・バレンスエラ)は、交通事故により母を突然亡くす。アンドレスは兄アルマンドとともに、祖母オルガ(ノルマ・アレアンドロ)と父ラウルが住む家で暮らすことになる。オルガとラウルは、なぜか母の持ち物を焼き、家も売ってしまおうとする。また、謎の男セバスチャンは、親しげに近づいてくる。母との愛情溢れる暮らしとは異なり、自分のルールを押し付けてくるオルガとの生活は、次第にアンドレスを無口にしていく。何がおこっているのかを知りたくなったアンドレスは、大人たちを観察し、会話を盗み聞きするようになる。そしてある夜、アンドレスは部屋の窓から恐ろしい光景を目にする。

「瞳は静かに」の解説

軍事政権下のアルゼンチンに生きる家族の姿を、少年の視点で描くヒューマンドラマ。監督は、アルゼンチンの音楽ビデオやCMを手掛けるダニエル・ブスタマンテ。出演は、「オフィシャル・ストーリー」のノルマ・アレアンドロ。2009年モントリオール国際映画祭グラウベル・ローシャ最優秀ラテンアメリカ映画賞受賞。

軍事政権下にあった70年代のアルゼンチンに生きた人々の姿を、ある少年の視点を通して描く。母を交通事故で亡くし、祖母のもとに身を寄せる少年アンドレス。ある日、母と暮らしていた家に忍び込んだ彼は、そこで反体制派のビラを見つける。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年12月10日
キャスト 監督ダニエル・ブスタマンテ
出演ノルマ・アレアンドロ コンラッド・バレンスエラ ファビオ・アステ セリーナ・フォント
配給 Action Inc.
制作国 アルゼンチン(2009)
上映時間 108分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:31

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