宇宙人ポール 作品情報
うちゅうじんぽーる
1947年、アメリカ、ワイオミング州のムーアクロフト。そこで暮らす幼い少女は、ある夜、怪しい光を放つ飛行物体が愛犬に向かって墜落してくるのを目撃した……。この不可解な出来事から60年。イギリス人のSF作家クライヴ(ニック・フロスト)とイラストレーターのグレアム(サイモン・ペッグ)は、世界中のマニアが集うイベント“コミコン”に参加した翌日、レンタカーでアメリカ西部のUFOスポット巡りに出発。その途中、ネバダ州のエリア51付近で1台の暴走車の事故現場に遭遇する。恐る恐る車内の様子を窺うと、姿を現したのは、“ポール”と名乗る宇宙人(声:セス・ローゲン)。地球を訪れた60年前、政府の秘密施設に拘束された彼は、解剖されそうになったところを逃げ出してきたのだ。故郷に帰るのを手伝ってほしいと頼み込むポール。宇宙人にもかかわらず、長年の地球暮らしですっかりアメリカナイズされた毒舌とフランクな性格のポールに驚きつつも、不思議な能力を持ち、人知れず世界中の大衆文化に影響を与えてきた意外な一面を垣間見たことで、2人は徐々に打ち解けてゆく。そんな彼らの前に現れたのは、ポールを捕えるために派遣された捜査官ゾイル(ジェイソン・ベイトマン)。凄腕のゾイルは間もなく、クライヴとグレアムがポールの逃亡を手助けしていることを突き止める。一方、ポール一行はひょんなことから、宿泊先のモーテルで働く敬虔なクリスチャンのルース(クリステン・ウィグ)を誘拐する羽目に。しかも、グレアムが彼女といい雰囲気になってしまう。ルースの父、モーゼス(ジョン・キャロル・リンチ)は怒り心頭。過激なキリスト教原理主義者の彼はライフルを手にその後を追う。ゾイルやモーゼスの激しい追撃を危機一髪のところでかわす4人。次第に固い絆で結ばれてゆく一行は、いよいよ目的地に到着。そこには、想像を絶する驚きの光景が広がっていた……。
「宇宙人ポール」の解説
「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のコンビ、サイモン・ペッグ、ニック・フロストが脚本、主演を兼任したSFコメディ。地球にやって来てから60年間、アメリカ政府に拘束されていた宇宙人が脱走、イギリス人のオタクコンビと出会ったことで、騒動が巻き起こる。数々のSF映画に対するオマージュ、パロディが満載。2011年11月17日より東京先行公開。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」などの迷コンビ、サイモン・ペッグとニック・フロストが主演、脚本を務めたSFコメディ。アメリカ西部のUFOスポットを巡っていた英国人オタクの2人組が、本物のエイリアンと遭遇したことから騒動が巻き起こる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2011年12月23日 |
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キャスト |
監督:グレッグ・モットーラ
出演:サイモン・ペッグ ニック・フロスト ジェイソン・ベイトマン クリステン・ウィグ ビル・ヘイダー ブライス・ダナー ジョン・キャロル・リンチ シガニー・ウィーバー セス・ローゲン ジョー・ロー・トゥルーグリオ ジェーン・リンチ ジェシー・プレモンス デヴィッド・ケックナー |
配給 | アステア |
制作国 | アメリカ(2010) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 104分 |
(C) 2010 Universal STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED
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ユーザーレビュー
総合評価:4.8点★★★★☆、5件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-10-10
👽品川の原美術館で加藤泉展を観賞していたら木彫や版画等のインスタレーションの印象から本篇のポール君の姿が蘇って来た。其の人型の造形は子ども見たいでも有り女子で在ったり男子で在ったり孫悟空の様に増殖したり木乃伊に為って博物館に陳列して居たり樹の精霊だったり…