私だけのハッピー・エンディング 作品情報

わたしだけのはっぴーえんでぃんぐ

広告代理店に勤務する30歳のマーリー・コベット(ケイト・ハドソン)は、大好きな仲間たちに囲まれ、仕事も順調、恋も気ままに楽しんでいる。ただし、真剣な恋はお断り。物事が深刻になってもユーモアで交わし、独身生活を満喫するキャリアウーマンだ。ところがある日の検診で、医師ジュリアン・ゴールドスタイン(ガエル・ガルシア・ベルナル)から、突然の“がん”の宣告を受ける。何も起こっていないかのようにいつもの笑顔で元気に過ごそうとするマーリーだったが、友達はハレモノに触るようにマーリーに接し、母・ヴェバリー(キャシー・ベイツ)はただ悲しみオドオドするばかり。父は離れて暮らしていたために、どう接していいかも分からない。ジュリアンとの出会いも、患者と医師という立場が二人を遠ざけていく。周りの気遣いにマーリーはイライラしてしまい、八つ当たりする日々。友達とも険悪になり、両親との溝も深まっていく……。だがそんなマーリーを静かに受け止めてくれるジュリアンの存在がいつしか彼女の心を溶かし始めていた。明るく振舞い、自分の気持ちを隠していたが、本当は本気になって向き合って、傷つくのが怖かったのだ。ジュリアンが側にいてくれるおかげで友人や両親、愛する人に心を開き、素直になる大切さを知っていくマーリー。しかしその喜びに気付いた時、彼女に残された時間はあとわずかだった……。

「私だけのハッピー・エンディング」の解説

突然“がん”を宣告されたキャリアウーマンと、彼女を不器用ながら温かく見守る主治医の姿を描くラブストーリー。出演は「キラー・インサイド・ミー」のケイト・ハドソン、「ジュリエットからの手紙」のガエル・ガルシア・ベルナル、「ティーンエイジ・パパラッチ」のウーピー・ゴールドバーグ、「私の可愛い人 シェリ」のキャシー・ベイツ。

ガンに冒された女性と主治医が織り成す、哀しくも純粋な恋を描くラブロマンス。仕事に励み、独身生活を謳歌するマーリーだったが、ガンが発覚。むやみに気を使う周囲との溝ができるなか、自然体で接してくれる主治医ジュリアンに惹かれていく。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年12月17日
キャスト 監督ニコール・カッセル
出演ケイト・ハドソン ガエル・ガルシア・ベルナル ローズマリー・デウィット ルーシー・パンチ ロマニー・マルコ トリート・ウィリアムズ ウーピー・ゴールドバーグ キャシー・ベイツ スティーヴン・ウェバー
配給 ファントム・フィルム
制作国 アメリカ(2011)
上映時間 107分

(C) 2010 Earthbound Films, LLC

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-21

余命幾ばくの残されたヒロインの時間、癌宣告後の周囲の気遣い…。今や何処にでもある様なメロドラマのテーマかも知れないのに、何て陽気で明るい朗らかな画面何なんだろう♪勿論ケイト・ハドソン演じるヒロインの葛藤も大きい。自己中な生き方から脱皮して行く成長譚でも在った。メキシコの医師・ガエル・ガルシア・ベルナルとの最強の愛のカップル。聖者が町にやって来るが演奏されるラストシーンの幸福感も格別♪

最終更新日:2022-07-26 11:03:31

広告を非表示にするには