普通に生きる 自立をめざして 作品情報
ふつうにいきるじりつをめざして
静岡県富士市にある生活介護事業所“でら~と”は、重症心身障害児者のための通所施設である。“どんなに重い障害を持っていても、本人もその家族も普通に生きてゆける社会をめざす”という理念のもと、親たちが立ち上げた。重症児の多くは、経管栄養や痰の吸引、酸素吸入など日常的な介護としての医療的ケアを必要とする嚥下障害、呼吸障害等を持っている。でら~とは、生活支援員以外に看護師も常勤し、それぞれの障害や個性に合わせたプログラムで、日中活動を支援している。利用者は多くの人や地域との関わりのなかで社会性を身につけ、誰からも介護を受けられるように成長していく。そして親たちも法制度の改革の波にもまれつつ行政に働きかけ、自分たちのニーズに合った制度や施設づくりを行ってきた。親も子も人生を明るく送れる地域社会づくりを目指し、“福祉の受け手から担い手になる”という発想で、新しい未来を改革してきた。2つ目の施設建設計画が持ち上がったころからの5年間を、カメラが追う。
「普通に生きる 自立をめざして」の解説
“どんなに重い障害を持っていても、本人もその家族も普通に生きてゆける社会をめざす”という理念のもとつくられた、重症心身障害児者のための生活介護事業所のドキュメンタリー。2つ目の施設建設計画が持ち上がってからの5年間を追う。ナレーションは、「TAKAMINE アメリカに桜を咲かせた男」の長谷川初範。
静岡県富士市にある重症心身障害児(者)施設“でら~と”。障害者とその家族が普通に生きていける社会を目指して設立された同施設に通う児童と親、スタッフの姿を5年にわたって密着取材。彼らの姿を通して、社会と障害者の結びつきを再考する。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2011年10月22日 |
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キャスト | 出演:小林不二也 小沢映子 小澤充 小澤ゆみ 細貝多津美 |
配給 | マザーバード |
制作国 | 日本(2011) |
上映時間 | 83分 |
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