グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独 作品情報
ぐれんぐーるどてんさいぴあにすとのあいとこどく
美しき天才ピアニスト、グレン・グールドは、1932年トロントに生まれ、46年にピアニストとしてデビューした。55年にアメリカでレコードデビューを果たし、同年録音したアルバム『バッハ:ゴールドベルク変奏曲』がバッハの斬新な解釈、画期的な録音と演奏でベストセラーになり、一躍時代の寵児になった。真夏でも手袋とマフラーを手放さない、異様に低い椅子に座り歌いながら演奏する、1964年以降コンサートを開催せずにレコードだけを発表する……。エキセントリックな言動ばかりが取りざたされる一方、並外れた演奏技術と高い芸術性を持つ演奏で人々を魅了し、死後30年経とうとしている今でも新たなファンを獲得し続けている。グールドに関する映像作品は彼の音楽家としての才能を描いたものが多いが、本作はその才能とともに、グールドを愛した女性たちの証言により、彼の知られざる本質の謎に迫る。いままでグールドについてオフィシャルに語ったことのなかった、グールドのデビュー当時の恋人フランシス・バロー、人妻である画家コーネリア・フォス、ソプラノ歌手ロクソラーナ・ロスラックなどへのインタビュー、未公開の映像や写真、プライベートなホーム・レコーディングや日記の抜粋から、ひとりの人間としてのグレン・グールドの実像に焦点を当てる。
「グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独」の解説
特異な演奏法でクラシック界の異端児と言われた美しき天才ピアニスト、グレン・グールドのドキュメンタリー。彼を愛した女性たちへのインタビューや未公開映像などにより、彼の才能と本質に迫る。共同監督は、本作が初監督作品となるミシェル・オゼ、エミー賞最優秀ドキュメンタリー賞受賞監督ピーター・レイモント。
唯一無二なセンスと演奏方法でクラシック音楽界の異端児として活躍するものの、50歳という若さで亡くなってしまったピアニストのグレン・グールド。その知られざる素顔に、彼が愛した女性たちの証言などを通して迫っていくドキュメンタリー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2011年10月29日 |
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キャスト |
監督:ミシェル・オゼ
ピーター・レイモント
出演:グレン・グールド ジョン・ロバーツ ウラディーミル・アシュケナージ コーネリア・フォス ローン・トーク ペトゥラ・クラーク ロクソラーナ・ロスラック フランシス・バロー ハイメ・ラレード フレッド・シェリー ケビン・バザーナ |
配給 | アップリンク |
制作国 | カナダ(2009) |
上映時間 | 108分 |
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