マネーボール 感想・レビュー 15件

まねーぼーる

総合評価4.25点、「マネーボール」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-16

あの年、アスレチックスが歴史的な連勝記録を作ったことは、物語の重要な要素として扱われているけれども、それをクライマックスにしていないし、実にあっさりした見せ方になっていることは、そう考えれば当たり前のことだ。

気合が入ると「熱演」しがちなブラッド・ピットは、主人公を自然体で演じていて好印象。
娘役の子役と絡んでいる姿がとても板に付いている。

主人公の片腕となる統計専門家は、実在の人物にかわって用意された架空のキャラクターだが、「実在の」という制約から解き放たれているぶんだけ面白い描かれ方をしていて、これを演じるジョナ・ヒルも好演だと思う。

ただ、チームの監督役にフィリップ・シーモア・ホフマンを起用しておきながら、脚本も、演出も、この人物にあまり興味がなかったのかと思う無駄遣いをしていますね。

主人公と対立する立場としては、海千山千のスカウトたちの存在があるから、監督の独自の立ち位置を見出しにくかったんじゃないかと思いますね。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-16

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

映画はこの人物のバックストーリーをこう紹介していく。
いわく、スタンフォードへの奨学金すら決まっていたのに、スカウト陣から素質万全とのお墨付きを得て、巨額の契約金と引換にプロの道へと足を踏み入れたが、結局のところ芽が出ることなく、未完の大器として現役を去ることになった、苦い挫折の経験の持ち主であると。

世間の常識に照らしあわせた人材の評価とは一体なんなのか、他人の評価や巨額のお金が一体何を意味するのか。
この映画の中で、人材の評価に新たな尺度を持ち込もうとする主人公の戦いは、そんなわけで、この人物が挫折から学び、人生をかけた雪辱戦に臨む戦いなのであるというわけだ。
そして、その戦いには、多分、終わりはない。チームがワールド・チャンピオンになれるか、なれないかに関わらず。

だから、この映画は野球を描いているようで、描いていない。
「弱かったチームが奇跡の連勝」といった、ありがちなフォーミュラに流し込んだりもしない。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-16

統計的といってみても、分析の切り口や仮説の立て方、解釈次第で、いかようにも使えるものであることは、少し考えてみればすぐにわかることだ。

実際、この「理論」の映画の中での描写としては、旧来の常識に対するアンチテーゼとして波紋を呼びそうな極端なものばかりが強調されているように思います。
選手の評価という面はともかく、野球の試合における戦術という意味では、プリミティヴそのものなんじゃないか。

ただ、映画の中におけるこの理論の役割は明確で、要は、財務的に困窮していて、常識的には戦力補強ができない状況の中で、独自の着眼点で評価し直すことで「掘り出し物」を見つけようとした、そして、それがたまたま一定の成果を収め、注目を集めたということであり、それ以上のものではないと思いますね。

しかし、この映画が本当に描こうとしているのは、ブラッド・ピットが演じる主人公の個人的な戦いのドラマなのだと思います。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-07-16

この映画は、主力選手の流出と予算制約に悩まされたメジャーリーグ球団、オークランド・アスレチックスで、1997年にジェネラル・マネージャーとなったビリー・ビーンが、邪道扱いされていた統計的な「セイバーメトリクス理論」を積極的に取り入れてチーム編成を行い、他チームと互角以上に戦えるように奮闘した物語ですね。

もちろん、米国のメジャーリーグ・ベースボールが題材ではあるが、なにしろチーム編成に責任をもつGMが主人公であるから、選手たちや試合の勝ち負けといった野球の「表側」ではなく、選手を評価し、他チームと交渉し、トレードし、チームを編成していく、舞台裏の部分に焦点が当たっていて、野球好きのみならず興味深く見ることができますね。

ただ、この映画は、必ずしも「セイバーメトリクス理論」を優れた手法として紹介し、礼賛するものではない。
だいたい、客観的にみても、映画の中で説明されている程度の「理論」は、手法において、それほど洗練されているようには思えない。

P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-13

MLB(ア・リーグ)で、インディアンズが引き分けを挟まない20連勝を記録し、新記録達成まであと「1」と迫ったニュースを聞いて、この作品が見たくなりブルーレイを再見。
やはりクライマックスのサヨナラホームランには目頭が熱くなりましたね。
劇場公開されて何年経ってもいい作品は本当にいいですね!
さあ、新記録達成成るか?
日本人メジャーリーガーが在籍していない球団には目もくれない日本のメディアに喝だ!

P.N.「ソーシャルよりは」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2011-12-12

騒音人が邪魔したけど、それをかき消す位の内容はあった。人生経験の差が鑑賞の度合いを左右するので大人向き。そして野球が球を追いかけ回す退屈な物と感じない人の方がお勧め。米は野球が生活に溶け込んでいる。そこが人生を投影させて見させやすい。勤め人の悲哀も織り混ぜながら現実的に終わる所も好感が持てた。爽快さはない。ただ人は自分を生きることでしか道を拓けない小さな存在だと再認識した。

P.N.「きい」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2011-11-25

色んな所のレビューを見ても、だいたいの人が高評価だったから、観に行きました。自分は、野球、特にメジャーリーグなんか全然知らないのもあり、最初は話に入り込めなかったけど、途中からのめり込んで観ていました。面白かったです。ブラピは、若い時より、今の方が、いい味が出てるし、魅力的だと思った。

P.N.「ゆっき~」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2011-11-24

地味~な映画という感じ ・・・すごく長く感じました。ピーターは実在の人物ではないらしいけど、本当にすごいのは、ビリーではなく、ピーターだよね。
監督役のメタボな俳優さん、ブラピより5歳も年下って・・・(笑)

P.N.「みえピット」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2011-11-22

久々よかったブラピ。さすがにアップだとシワがあるがカッコイイ。この髪型が大好きだよ~。このGMの役を完全に自分のものにしてた。

P.N.「一期一会」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2011-11-19

いい映画ですね。プロとは?経営者とは?教えられることも多かったです。低予算内で、活躍するであろう選手獲得に苦労するスカウト陣。GMは責任があり孤独でもある。今の読売巨人軍の茶番劇をしている人に観てもらいたいですね。それにしても今回のブラッドピットは凄く良かったです。

P.N.「チャー」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2011-11-15

新しい試みが吉と出るか凶とでるか、周りの人達が、一人で突っ走るGMについていけない不安。
最終的には吉と出た。
日本でも現在、お家騒動と言われ、ごちゃごちゃしている球団は 今これを見て、GMを信じて任せる決断をして欲しいです!

P.N.「板」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2011-11-14

まず、日本の野球を面白くなくしてる巨人には是非とも見習ってほしい映画ですね。

ソーシャルネットワークの時もそうでしたが、汚い部分もしっかり見せる監督には尊敬の念を抱きます。
何故か自分も頑張ろう!という気持ちになりました。

P.N.「ヨリ」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2011-11-14

娘の歌が耳に残った。

実話がベースだし、野球に詳しくなくても大丈夫だけど、楽しくて、ワクワクする雰囲気の映画ではなかった。
GMの言うことを聞かず、なかなか軌道にのらない原因を作っている監督には、ブラピに感情移入して、本当にイライラしました。

P.N.「あやりん」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2011-11-13

男性向けです。
夢にこだわったりジンクスにこだわったり…過去の呪縛にこだわりつつも今の自分を信じて突き進んだり。よくできた映画かもしれませんが、なんとなく疲れました。主人公と奥さんと子供の位置関係がわかりにくいです。ウダツがあがらない夫と離婚する前に、奥さんが別の男と暮らしてるのかなあ??

P.N.「クレア」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2011-11-12

野球に興味ない私でも楽しめました。娘の歌も良かったし、ブラピもやっぱり格好良かった!

最終更新日:2024-07-26 16:00:01

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