P.N.「ミスチーフジョーンズ」さんからの投稿
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2011-12-08
主人公の孫文に、「誠心誠意のある人物である」以外の、「人間的魅力」を与えていないため、彼等が苦悩して勝利する姿に殆んど共感が産まれない。ストーリーの中心にいる人物ほどこの傾向が強い。冒頭で死刑になる女性、ラスト近くで夫の死を語る女性、(好感は持てないが)したたかな悪役の袁世凱、元祖スイーツな皇太后など、むしろ脇役の方に見所があった。
ただそれらが、「名作」にするほど、生きているかというと疑問。
いちきゅういちいち
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主人公の孫文に、「誠心誠意のある人物である」以外の、「人間的魅力」を与えていないため、彼等が苦悩して勝利する姿に殆んど共感が産まれない。ストーリーの中心にいる人物ほどこの傾向が強い。冒頭で死刑になる女性、ラスト近くで夫の死を語る女性、(好感は持てないが)したたかな悪役の袁世凱、元祖スイーツな皇太后など、むしろ脇役の方に見所があった。
ただそれらが、「名作」にするほど、生きているかというと疑問。