ラスト・エクソシズム 作品情報
らすとえくそしずむ
ルイジアナ州バトンルージュ。“悪魔祓い(=エクソシズム)”のベテラン、コットン・マーカス牧師(パトリック・ファビアン)は、“悪魔祓い”の真実を追うドキュメンタリー映画製作に参加する。悪魔の存在を信じていない彼にとって、儀式は信者たちへのサービスにすぎなかったが、近年各地で“悪魔祓い”による事故が多発していた。危険な儀式を止めるべきだと考えたコットンは、真実の告白を決意。儀式がトリックを用いた一種のショーであり、実際には何の効果もない詐欺的行為であることを、カメラの前で明らかにしようというのだ。コットンとディレクターのアイリス(アイリス・バー)はカメラマンを伴って都市部から遠く離れた町アイヴァンウッドへ向かう。キリスト教原理主義者の農家、ルイス・スウィーツァー(ルイス・ハーサム)の16歳の娘ネル(アシュリー・ベル)が毎夜不審な行動を取り、多くの家畜が惨殺されているという。だが、純朴で可憐なネルに悪魔が憑いているとは考えられなかった。コットンは今まで通り、家具を動かすピアノ線や悪魔の声を流す小型スピーカーなどトリックを利用して儀式を行い、それをアイリスたちに撮影させる。彼の経験では悪魔憑きの多くは精神的なもので、このように儀式による暗示で解決してきた。無事に仕事を終えたコットンたちはモーテルに宿泊するが、真夜中、アイリスに呼び出される。宿泊先を知らないはずのネルが、彼女のベッドに座っていたのだ。ネルを病院へ連れて行き、精密検査を受けさせるコットン。ところが、病院を嫌うルイスは娘を家に連れ帰ってしまう。帰宅したネルの行動は、完全に狂気と化していた。初めての体験に戸惑うコットンと撮影隊の前で、次々と超常現象が発生。恐怖と戦慄がルイス邸を包んでいく。ようやくコットンは、自らの考えが間違っていたことを悟る。“悪魔は間違いなく、実在する”。神に祈るコットンだったが、すべては遅すぎた……。
「ラスト・エクソシズム」の解説
“悪魔祓い(=エクソシズム)”の真実を捉えようとする映画撮影隊と牧師が遭遇した恐怖をドキュメンタリータッチで描いたホラー。出演は「エンドゲーム 大統領最期の日」のパトリック・ファビアン。「イングロリアス・バスターズ」への出演や「ホステル」シリーズの監督などで知られるイーライ・ロスが製作に名を連ねる。
“ホステル”シリーズのイーライ・ロス製作によるモキュメンタリー。エクソシズム(悪魔祓い)をショーの一種だと捉えている牧師に、記録映画の製作チームが密着。悪魔が憑依したという少女に儀式を行う牧師だったが、不気味な現象が続発する。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2011年10月8日 |
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キャスト |
監督:ダニエル・スタム
出演:パトリック・ファビアン アシュリー・ベル アイリス・バー ルイス・ハーサム ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ |
配給 | コムストック・グループ=クロックワークス |
制作国 | アメリカ(2010) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 87分 |
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