ホームランが聞こえた夏 作品情報
ほーむらんがきこえたなつ
中学野球の天才ピッチャーだったミョンジェ(チャン・ギボム)は、試合中に突然聴覚を失い、野球への道を断念、ろう学校のソンシム学校高等部へ通うが、夢を失った彼は学校もさぼりがちだった。そんな中、プロ野球界最高の投手だったキム・サンナム(チョン・ジェヨン)は、度重なる不祥事に加えて飲酒による暴行事件を起こし、球界追放の危機に面していた。マネージャーのチョルス(チョ・ジンウン)の尽力により名誉挽回の機会として与えられたのは、ソンシム学校高等部野球部の臨時コーチ。だがその野球部は、韓国の甲子園「鳳凰杯」で一勝するという夢を抱いていたが、基礎も身についておらず、聴覚障害というハンディのせいでチームプレイもままならない。コーチ業に乗り気がせず、周囲にも悪態をつきまくるサンナムだったが、ある晩、ミョンジェが人知れず投球練習をする姿を目にし、野球への情熱を思い出す。翌日ミョンジェに「一緒に野球をやろう」と筆談で説得。心を閉ざすミョンジェをグラウンドへと連れ出し、自分の投球を見せて彼に一歩を踏み出させようとする。ミョンジェは、母親の反対を振り切り、再び野球をすることを決意。サンナムは最初の練習試合の相手として、昨年の全国大会ベスト4、伝統の強豪クンサン高校を選ぶ。ミョンジェは、キャッチャーのデグン(キム・ヘソン)のサインを無視し、自分本位で試合を運び、結果、ソンシムは32対0で大敗。サンナムは「野球は投手一人ではできない。まず自分たちが変われ。相手を怯えさせろ。声は耳だけで聞くものじゃない。大声で心に響くように叫べ」選手たちは泣きながら声を上げ、再び立ち上がることを決意する……。だが夏の合宿も終わり、チームが一つになりかけていた頃、サンナムの球界永久追放が発表される。これを問題視した学校側により、野球部は廃部の危機へと追い込まれるが、部員たちは野球を続けたい気持ちを訴え、校長の心を動かす。そして野球部の存続と全国大会への出場が許可。かくして臨むことになった鳳凰杯、第一戦目の相手はかつて大敗したクンサン高校だった。果たして彼らは勝利を手にすることができるのか……。
「ホームランが聞こえた夏」の解説
韓国に実在するソンシム学校高等部野球部の実話をベースに「黒く濁る村」のカン・ウソク監督が映画化。ろう学校の野球部員たちと、プロ野球界の元国民的スター投手だったコーチとの交流を描く。出演は「黒く濁る村」のチョン・ジェヨン、ユソン、「戦火の中へ」のキム・へソン、「7級公務員」のカン・シニル、「ベストセラー」のチョ・ジンウン。
韓国のある高校野球部の実話をベースにした感動ドラマ。中学野球の天才ピッチャーだったものの聴覚を失い、ろう学校へ転校したミョンジェ。そこへ謹慎処分となったスター投手のサンナムがコーチとして赴任、彼の野球部への入部を勧めてくる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2011年8月27日 |
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キャスト |
監督:カン・ウソク
出演:チョン・ジェヨン キム・へソン チャン・ギボム イ・ヒョヌ ユソン カン・シニル チョ・ジンウン |
配給 | CJ Entertainment Japan |
制作国 | 韓国(2011) |
上映時間 | 144分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。
P.N.「シンジ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-03-07
派手なストーリーではないが、とにかく何回も泣けた‼️韓国映画はミス・ワイフ、弁護人等面白い作品がいっぱいです‼️