P.N.「一番」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2019-02-16
普通はここで終わりかと思うが、まだ先があり、ここから繋がっていたのか?と関心の内容。
再度冒頭のシーンから見直したくなる程の脚本の緻密さ。
鏡に書かれた文字の成り立ちに関してはパラドックスを感じるが凡人にはそれが正解なのか不正解なのかははっきりとは解りません。
主人公に対する疑問が最後の方で解決されていく。後味がスッキリとする内容ではないですが色々考えてしまう良さがあります。
とらいあんぐる
総合評価4.33点、「トライアングル(2009・英豪)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
普通はここで終わりかと思うが、まだ先があり、ここから繋がっていたのか?と関心の内容。
再度冒頭のシーンから見直したくなる程の脚本の緻密さ。
鏡に書かれた文字の成り立ちに関してはパラドックスを感じるが凡人にはそれが正解なのか不正解なのかははっきりとは解りません。
主人公に対する疑問が最後の方で解決されていく。後味がスッキリとする内容ではないですが色々考えてしまう良さがあります。
スタンリー・キューブリック監督の映画シャイニングの様なオブセッションの怖さが続く作品。カフカ的な悪夢の迷宮でメリッサ・ジョージの可愛いヒロインが鏡の間の如く幽霊船の中で分岐する辺りはヘンリー・ジェイムスの小説見たく非常にシュールだ!勿論、ヒッチコック監督のサイコや鳥、めまい…と言った作品へのオマージュが凝縮しているのかも知れないがー。その美神がジーパンの似合う若い女性に変えられているけれど…。
地味でマイナーなわりには脚本がしっかりしてて結構Good!夏の夜、寝苦しくなっちゃいそう…友人が「超お気に入り」というから、観てみたけど、「超」は付かないけど、悪夢よ、止まって~ともがきながら観ました。心理的に来るサスペンス、オススメです。