海峡をつなぐ光 玉虫と少女と日韓歴史ロマン 作品情報
かいきょうをつなぐひかりたまむしとしょうじょとにっかんれきしろまん
今からおよそ1,400年前の飛鳥時代に制作され、推古天皇が祈りを捧げたと言われる国宝“玉虫厨子”。韓国でも、玉虫厨子の100年前に制作され、新羅時代の王が使用したと言われる“玉虫馬具”が古墳群から発見された。これも玉虫厨子と同様に玉虫の翅で装飾されたものだった。偶然にもほぼ同じ時期に、これら歴史的美術品の復元プロジェクトが日韓両国の職人によりスタート。両国の職人たちは、まるで1,400~1,500年前の制作者たちと対話をするかのように、少しずつ疑問を解きながら、見事に復元してゆく。その仕事場を、女優として活躍する在日4世の入矢麻衣が訪ねる。玉虫が繋ぐ日本と韓国の新たなる可能性とは……?
「海峡をつなぐ光 玉虫と少女と日韓歴史ロマン」の解説
飛鳥時代の“玉虫厨子”と新羅時代の“玉虫馬具”。近い時期に日韓で制作されたと言われるこれらの品の復元作業を通じて、両国の文化交流の歴史を探るドキュメンタリー。ナビゲーターとして進行を担当するのは、山田悠介原作の「アバター」などで女優として活躍する在日4世の入矢麻衣。監督は「蘇る玉虫厨子」も手掛けた乾弘明。
1400年前の日本と韓国で、王朝の装飾品に用いられていた“玉虫の翅(はね)”。両国の職人たちによる、当時の装飾品を再現するプロジェクトの模様を追いかけながら、昆虫の羽で結ばれていた日韓の文化、今後の両国の行方を探るドキュメンタリー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2011年6月25日 |
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キャスト |
監督:乾弘明
出演:入矢麻衣 崔光雄 立野敏昭 植島寶照 山田耕健 李明勲 芦澤七郎 |
配給 | 海峡をつなぐ光製作委員会 |
制作国 | 日本 韓国(2011) |
上映時間 | 65分 |
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