P.N.「黄金伝説」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2022-11-08
中上健次原作ならば、これはこれでいい。鈴木杏の起用は、プロデューサーが折れたんじゃないかって想像している。もし、この映画で高良健吾に興味を持てたなら、横道世之介という映画を観てほしい。悪いやつ一人も出て来ないストーリーでの主演ふたりは見事と思いますよ
けいべつ
総合評価3.5点、「軽蔑(2011)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
中上健次原作ならば、これはこれでいい。鈴木杏の起用は、プロデューサーが折れたんじゃないかって想像している。もし、この映画で高良健吾に興味を持てたなら、横道世之介という映画を観てほしい。悪いやつ一人も出て来ないストーリーでの主演ふたりは見事と思いますよ
とても良かった。この映画で高良さんを初めてしりましたが、とても味のある良い役者さんだと思いました。
全体的に淋しげな切なさ溢れる作品であたし的には心に残る1つになりました。
うーん、イマイチでした。せっかく脱いでも、ポールダンスやベッドシーンが、あそこまで色気がなくエロさがない女優も珍しい。多田便利軒の役柄の方が合っていた。ストーリーも救いようがなく、誰にも感情移入出来ませんでした。
主人公の二人も大森さんも、カズさんの友達も、主演者は皆さん スゴく良かったです!!
なんだけど、全体の仕上がりは、何故か満足が出来ない。
後半部分(干潟? のシーンや最後の方も) カメラワークがしんどい感じで、自分には合わない。
原作も良いみたいなので、脚本や監督が変わったら、どんなに凄い作品に仕上がったのかと 想像すると、本当に残念な気がする。
和歌山の被差別部落出身だった中上健次の原作。地域の因習、人間関係を描くのをライフワークとしていたが、どこまでそうしたドロドロ感を出せたか。そういったものまですべて飲み込んで、微動だにせぬ一昔前の歌舞伎町の妖しさを、ストリッパー役の鈴木杏はよく出せていた。チンピラ役の大森南朋も、『ハゲタカ』の鷲津役とは違った何とも悪辣な、いい味を出していた。
軽蔑みました 高良健悟かっこよすぎ よかった内容的にも 今年みた映画で一番です
終始消えない違和感。仕掛けの中でいい芝居をする役者がはまらず宙に浮いている感じ。原作の世界観をくみ取りきれず映画にする為の再構築もできず、ズルズル長くなってしまった様。だからといって駄作かといえば違う困るタイプ。各所で各人が力量を発揮している為映画作品としては成立していた。特に初めてきちんと見た鈴木杏の芝居には驚いた。大森南朋が出てきてから再度画面がしまったが、唐突な台詞と展開は変わらず。残念。
鈴木杏が頑張りました。子役から大人の女優になりましたね。上映時間が少し長いですね。もう少し短いと良かったと思います。