P.N.「Y」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2011-06-14
リアル世代のちょい下のおばさんです。
原作もいいのかもしれないけど、学生運動に関して、溜飲が下がる思いの映画でした。見る側にも考える時間を与えてくれる丁寧な映画でした。清い妻夫木君らしさと、松山君の口の上手さだけの闘争家がはまっていました。上映期間も間もないでしょうがもう一度見たい位です。
まいばっくぺーじ
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リアル世代のちょい下のおばさんです。
原作もいいのかもしれないけど、学生運動に関して、溜飲が下がる思いの映画でした。見る側にも考える時間を与えてくれる丁寧な映画でした。清い妻夫木君らしさと、松山君の口の上手さだけの闘争家がはまっていました。上映期間も間もないでしょうがもう一度見たい位です。
各レビューとかを見ると背景、年代とかが難しいような印象がありましたが、実際見て、すごくわかりやすくて、何を言おうとしているのか私なりに理解でき、最後の場面は、妻夫木聡ワールド全開、エンディングの歌がおわるまで涙がとまりませんでした。妻夫木聡さん、松山ケンイチさん、他役者さん、監督さん、本当に素晴らしいと映画と思いました。
散々迷い買った前売券を使う為に鑑賞。下馬評が悪かっただけに特に期待せずに見たのが逆に集中できた。長いなとも感じさせず、松ケンの胡散臭い片桐とそれを感じながらも協力してしまう妻夫木聡の沢田、二人の芝居の良さが出たいい配役。監督もリアル世代と未経験世代どちらにも時代の空気感を伝えようとする冷静な演出で好感が持てた。地味だけどしっかり映画を見たと思える丁寧で稀有な邦画。