ワールドクラシック@シネマ 2011 バレエ 「クラスコンサート」「ジゼル」ロシア ボリショイ・バレエ 作品情報

「クラスコンサート」バレエのクラスの模様を再現した作品。最初はバーを使ったレッスンから、次第に高度なテクニックになっていく。「ジゼル」貴族のアルブレヒト（ドミトリ・グダーノフ）は身分を隠し、村娘ジゼル（スヴェトラーナ・ルンキナ）に近づき、2人は愛し合うようになる。ジゼルに恋する村の青年ヒラリオンは、アルブレヒトが隠していた普段の衣装や剣を見つける。ヒラリオンはその剣を持ち出す。村にアルブレヒトの婚約者バチルダとその一行が立ち寄る。ジゼルとバチルダは仲良くなる。ヒラリオンが剣を持ち出し、アルブレヒトの身分を明かす。さらにヒラリオンは、バチルダを連れてくる。バチルダの手にキスをするアルブレヒトを見たジゼルは錯乱し、母ベルタの腕の中で絶命する。アルブレヒトはヒラリオンの行為を非難するが、村人たちによって追い出される。結婚を前に亡くなった処女の精霊ウィリーが集まる、森の沼のほとりの墓場で、ウィリーの女王ミルタ（マリア・アラシュ）はジゼルを迎え入れる。ヒラリオンはジゼルの墓に許しを請いにやって来るが、夜中に迷い込んだ人間や裏切った男を死ぬまで踊らせるウィリーたちによって追い立てられる。アルブレヒトもジゼルの墓にやってくる。ウィリーに捕らえられたヒラリオンは命乞いするが、ミルタによって死の沼に突き落とされる。アルブレヒトも殺そうとしたとき、朝の鐘が鳴り、ウィリーたちは墓に戻っていく。