BUNGO 日本文学シネマ「高瀬舟」 作品情報
ぶんごうにほんぶんがくしねまたかせぶね
京都の罪人を遠島に送るために高瀬川を下る舟に、弟を殺した喜助(成宮寛貴)という男が乗せられた。護送役の同心である羽田庄兵衛(杉本哲太)は、喜助がいかにも晴れやかな顔をしている事を不審に思い、訳を尋ねると、喜助は事件の哀しい内幕を語り始める……。
「BUNGO 日本文学シネマ「高瀬舟」」の解説
実の弟殺しの罪で裁かれた男の不思議な胸中を描く、森鴎外の名作の映像化。監督は「あの空をおぼえてる」の冨樫森。出演は成宮寛貴、杉本哲太ほか。日本を代表する文豪たちの短編小説を映像化したTVドラマシリーズ「BUNGO-日本文学シネマ-」の1作。劇場用に編集されたディレクターズカット版。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2010年5月8日 |
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キャスト |
監督:冨樫森
出演:成宮寛貴 杉本哲太 タモト清嵐 岡本麗 |
配給 | アニプレックス |
制作国 | 日本(2010) |
上映時間 | 30分 |
公式サイト | http://www.bungo.jp/ |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-09-12
この映画を観て、とても感動した。これは安楽死の問題についてあらためて考えさせてくれたからだ。森鴎外の小説はよく読んだが、高瀬舟は鴎外の歴史小説中の傑作だと思う。これはまた観たくなる作品だ。