P.N.「ゆの」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2020-10-10
全体的に淡々とした感じの映画で、大場さんの苦悩や戦争の悲惨さが あまり伝わってこなかった。
大場さんと奥様の絆をテーマにした方が良い映画になったのではと思ってしまいます。
大場さんは ご自分の感情を あまり あらわにしない方だったんでしょうが、悲しんだり悩んだりされる姿を もう少し描いて欲しかったです。
竹野内豊さんなど、役者さん方の演技は良かったと思います。
たいようのきせきふぉっくすとよばれたおとこ
総合評価3.75点、「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
全体的に淡々とした感じの映画で、大場さんの苦悩や戦争の悲惨さが あまり伝わってこなかった。
大場さんと奥様の絆をテーマにした方が良い映画になったのではと思ってしまいます。
大場さんは ご自分の感情を あまり あらわにしない方だったんでしょうが、悲しんだり悩んだりされる姿を もう少し描いて欲しかったです。
竹野内豊さんなど、役者さん方の演技は良かったと思います。
私の朝のウォーキングコースに万国戦争受難者慰霊塔がある。その近くを通るたびに私はこの映画を思い出さずにはいられない。そして太平洋戦争とはいったい何だったのかということをあらためて考えるのだ。これをしっかり考えることがわが祖国の誇りを取り戻すことになると思う。井上真央さんが出演されている。私の大好きな女優さんだ。凄い美人で演技も素晴らしい。
この映画をまた観た。とても感動した。サイパンは私が海外に目を向けるきっかけとなった所だ。20歳の頃、サイパン島の切立った海岸線を見た時の感動は忘れられない。この映画を観ていると、当時の記憶が甦ると同時に、やはり太平洋戦争とは何だったのかということを考えさせられる。私は太平洋戦争をちゃんと理解して、わが祖国の誇りを取り戻さなければならないと思っている。
私は20歳の頃、サイパン島に行った。この映画はサイパン島を舞台に繰り広げられるが、まず何よりも戦争とは何かを考えさせられた。竹野内豊さんの演技は素晴らしいと思う。
太平洋戦争の激戦地サイパン島でポツダム宣言受諾以降も約5ヵ月戦い続け、米軍を翻弄し、米兵から”フォックス”と怖れられた大場栄陸軍大尉を主人公とする戦争映画。”玉砕”が当然であった日本軍の投降した”奇跡”を今描ける時代の証明が、まず頭をよぎる。平山秀幸監督の堅実な演出は好感度高く、日米両軍を平等に扱う冷静な視点にある脚本も良い。”歩兵の本領”の軍歌を歌いながら進軍するラストシークエンスの、竹野内豊演ずる大場大尉が米軍司令官の前で披露する軍刀の儀式に魅せられる。戦争における生死を賭けた戦い方の価値観の日米の違いを象徴するものであり、そこには、映画俳優竹野内豊の存在感があった。
脚本、演出、俳優陣の好演と、商業映画の範囲では良作。それでも、もっとリアリズムに徹して、大場大尉の内面を浮かび上がらせたならば、傑作になったと思います。
役者、俳優 緊張感も悲壮感もなく 戦争のリアルな悲惨さがない
大場大尉の活躍ぶりが
イマイチ伝わらず
なにが奇跡なのかわからない
人の命が簡単に失われた時代に 民間人180人 兵隊40人余りを救った 大場大尉の行動は素晴らしいと思います! しかも 兵隊達の自尊心を損なわせることなく投降させたのだから。
当時 洗脳?されていた日本人の行動を 批判することはできないでしょう、そういう教育をさせた時代だったのだから。
戦争は一人では出来ない。
アメリカにも日本にも責任がある。
やらなければやられる。家族や友人を守るために戦ったのだから、誰が兵士を咎められるだろうか。
彼らの戦いによって私達は今を生きていられるのだから、太平洋戦争と共に兵隊の行動を蔑ろにするのは過ちだと感じた。
その時代の日本人のステキさつらさ、かっこよさ悲しさを感じた映画でした
戦争の最前線では、人々の統率を担う立場の人物がいる。その肩には、多くの命とその家族の行く末が託されている。竹野内豊さん演じる大場大尉は、多くを語らないが、その表情で我々に大事なことを語ってくれる。敵ながら天晴れとアメリカ軍に思わせた大場大尉の、最後のセリフ、「私は誉められることなど何一つしていません」という言葉に、私達は真摯に向き合わなければならないと思う。
やはりメードインジャパンの映画でした。今まで数々の実話の戦争映画を見てきてますが、実際に戦争体験した訳ではありませんが、フィクション映画だと残虐なシーンを平気で表現してるのに、この映画に関してはまだまだ綺麗すぎる描写だなと感じました‥‥告知のCMで泣いてる方々が居ましたが、自分的には戦争の悲惨さが綺麗過ぎて泣けるシーンは無かったです。で、エンディングもなんか急いで終わらせた感がありました。
自分が日本人であることが恥ずかしくなる映画でした。とにかく奇跡なんかじゃないよ、ただただ自分達のエゴのために民間人や友好を得ようとするアメリカ人を殺すなんてさ。なさけなくなった
竹野内豊さん唐沢寿明さんの演技が良かったです。二人が逆だとどうだったかな?とも思いますが、過去テレビドラマ(不毛地帯、利家とまつ等)で共演されてまして今回もピッタリだと思います。中嶋朋子さんもいい感じでした。悲哀ある演技から伝わった事、また忘れてはいけない事は、日本人が戦争による悲惨さと過酷さをうけた事です。今度は自分たちが後世に伝えなければいけないことですね。
当初この映画は判官贔屓であり、米兵に対し奇策を用いて一泡あびせていくようなストーリーかと思いましたが、史実に基づくアメリカ人作家による原作だそうですね。たしかに太平洋戦争当時の日本人の愛国心、腹切り、神風などを理解するのは難しいでしょうね。個人的には、竹野内豊さん扮する大場大尉が様々な苦渋の決断をしますが、苦悩している場面をもう少し出してほしかったですね。
戦争映画の迫力はなく淡々としたストーリーでしたが、なぜか心に染み入り涙が出ました。戦争で敵対しているアメリカ兵が一人の日本兵を尊敬していると語る場面は人としての在り方を問われる映画でした。
映画を観る限り、大場大尉がフォックスと呼ばれ、恐れられたと言う事が、あまり感じられない。あの赤ん坊は、唯一の希望の光ですね。久しぶりに観た中嶋朋子、リアリティがあり良かった。
戦争は、本当に嫌だと思い知らされました。
ジャングルでの生活は、考えられません。竹野内豊さんの演技良かったです。
じわっと涙が出てきました。
唐沢さんは、なんかカッコよかったです。
史実に忠実に作られたのでしょうか。竹野内豊、唐沢寿明の演技に飲み込まれ、退屈することなく見れましたが、メッセージ性に欠けるかな…と
何が悪いということでなく、印象に残らない映画でした
大場大尉が神出鬼没に米軍を翻弄したり、戦闘を繰り返すシーンは殆ど無いが、命を大事にする想いが伝わって来ました。天皇陛下万歳と自決するシーンは、現代人にはどの映画を観ても違和感がある。洗脳と命令絶対の軍人さんに同情と憐れみしか感じられないです。今の平和の礎はその方々が築いてくれている事を再確認します。
試写会で観ました。
原作はアメリカ人が書いた本なので、日本人の行動や性格、自決する理由などを なかなか理解出来ないという下りがあったが、戦争経験のない 現代人がみても、同じように感じると思う。
民間人がサイパンで生活していた時代があった事を 恥ずかしながら、今回初めて知りました。
全体的にサラッとした印象でした。
竹野内豊と唐沢寿明の演技に 星一つプラスします。