ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人 作品情報

はーぶあんどどろしーあーとのもりのちいさなきょじん

ニューヨークで暮らす郵便局員のハーブと図書館司書のドロシーのヴォーゲル夫妻。2人の共通の楽しみは、現代アートのコレクション。彼らがコレクションを選ぶ基準は2つ。“1.自分たちの給料で買える値段であること。”、“2.1LDKのアパートに収まるサイズであること。”つつましい生活の中で約30年の歳月をかけてコツコツと買い集めた作品の数々。その数はいつしか4000点を越え、気が付けば20世紀のアート史に残る作家の名作だらけに。だが2人は、最初から手に入れた作品が名作になることを予想していたわけではなかった。あくまでも、自分たちの気に入ったものを揃えていただけに過ぎなかった。そんな2人に、アメリカ国立美術館から寄贈の依頼が舞い込む……。

「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」の解説

4000点もの現代アートのコレクションを築き上げた、ごく普通の公務員夫婦ハーブとドロシーの姿に迫ったドキュメンタリー。2人のアートに対する姿勢を通じて、お金では買えない、本当に豊かな人生とは何かを考える。チャック・クロース、クリスト&ジャンヌ・クロードといった現代を代表するアーティストたちも出演。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2010年11月13日
キャスト 監督佐々木芽生
出演ハーバート・ヴォーケル ドロシー・ヴォーケル チャック・クロース ロバート・マンゴールド リンダ・ベングリス リチャード・タトル ローレンス・ウィナー 河原温 ソル・ルウィット ジャンヌ=クロード クリスト
配給 ファイン・ライン・メディア=TSUMUGU(配給協力 クレストインターナショナル)
制作国 アメリカ(2008)
上映時間 87分
公式サイト http://www.herbanddorothy.com/jp/

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「お伽噺の住人」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2011-03-03

ドキュメンタリーなのでストーリー性はどうなのかと思っていましたが、過去と現在を往き来する構成や画面の見せ方がとても工夫されていて飽きさせない。モダン・アートに息吹きを感じたり、皆が二人を見守りたくなる温かい雰囲気が伝わってくるのは女性監督ならでは。観ると気持ちがほっこりして「“幸せ”や“豊かさ”とは何か」を教えてくれる 素敵な作品。続編も楽しみです(^-^)♪

最終更新日:2022-07-26 11:03:32

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