P.N.「PineWood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-02-28
クリスマス・イブの多幸感を連想するとしっぺ返しを喰らう異色作!一見仲の良い
家族と言うコミュニテイが愛憎劇の坩堝と化すー。其はデンマークが舞台のトマス・ヴィンターベア監督の映画(偽りなき者)とも通じ合う…。本編では臓器移植が必要と言うメインテーマが、家族愛の血縁と放蕩息子への拒絶感とが絶妙にドラマを刻む…。デプレシャン監督のアウトサイダーの視座が疎外感回復の傷痕ドラマとなって究極の愛の主題に合流して行く…。