アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち 作品情報

あるぜんちんたんごでんせつのまえすとろたち

2006年、ブエノスアイレスで最古のレコーディングスタジオに、ミュージシャンたちが集まって来る。彼らは1940年代から50年代にかけて、アルゼンチンタンゴの黄金時代を築いたスターたちで、アルバム『CAFE DE LOS MAESROS』の収録のためにやって来ていた。60年以上の演奏経験を持ち、今なお現役として活躍している国宝級のマエストロたちは、人生の深みを増した歌声が響くなか、アルゼンチンの激動の歴史とともに生き続けてきたタンゴの魅力と、自分たちの思い出を語る。父親がなけなしの金でバンドネオンを買ってくれたこと、街角のカフェからともに成功を掴んだ仲間たちのこと、すでにこの世を去った恩師への思い。彼らはタンゴに、自身の人生を刻んでいく。ブエノスアイレスのコロン劇場は、ミラノのスカラ座、パリのオペラ座と並び世界三大劇場と称されている。夏のある夜、コロン劇場に会したマエストロたちは、奇跡のステージを繰り広げる。カルロス・ラサリ、オスカル・フェラーリなど、この世を去った巨匠たちを含む共演は、もう二度と観ることはできない。『CAFE DE LOS MAESROS』は、2006年のラテン・グラミー最優秀アルバム賞を受賞した。

「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち」の解説

「バベル」でアカデミー作曲賞を受賞したグスターヴォ・サンタオラヤがプロデュースした、アルゼンチンタンゴの巨匠たちによるアルバム制作と、彼らが一堂に会したコンサートの模様を収めたドキュメンタリー。監督は、テレビ・ドキュメンタリーなどを手掛けるミゲル・コアン。第58回ベルリン国際映画祭パノラマ部門出品。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2010年6月26日
キャスト 監督ミゲル・コアン
出演オラシオ・サルガン レオポルド・フェデリコ マリアーノ・モーレス カルロス・ガルシーア ホセ・リベルテーラ ビルヒニア・ルーケ ニコラス・レデスマ ラグリマ・リオス カルロス・ラサリ アニバル・アリアス
配給 スターサンズ(配給協力 ビターズ・エンド)
制作国 アルゼンチン(2008)
上映時間 92分
公式サイト http://starsands.com/tango/

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「とがし」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2010-07-09

すごい映画だった。曲も音楽家もまったく知らないが、飽きなかった。老人パワー恐るべし。曲名字幕があればよかった。

最終更新日:2022-07-26 11:03:33

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