彼とわたしの漂流日記 作品情報
かれとわたしのひょうりゅうにっき
キム(チョン・ジェヨン)は不運が重なり、ソウルの中心を流れる川・漢江に身を投げる。しかし気がつくと、生態景観保護地域として一般人の立ち入りが制限されている川の中の無人島に漂着していた。彼は再び自殺を試みるが、サルビアの蜜を口にし、生きる希望を見出す。彼はアヒルのボートを住処にして、無人島で暮らし始める。漢江の対岸の高層マンションに住む“わたし”(チョン・リョウォン)は、3年間引きこもっている。半年に1度行われる訓練空襲は20分間、全国民が一斉に屋内に避難し、交通もストップする。そのとき彼女は、島で自殺を試みるキムと、砂浜に書かれた“HELP”の文字を見つける。彼女はキムを地球外生命体だと思い、観察を始める。ジャージャー麺が食べたくなったキムは、トウモロコシの畑を耕し始める。2カ月間観察を続け、砂浜の文字が“HELLO”に変わったことに気づいた“わたし”は、キムへの手紙を入れたワインボトルを流すため、3年振りに外へ出る。3ヶ月後、キムがまいた種が芽を出す。同じころ、キムはワインボトルを見つける。“HELLO”と印刷された手紙を見て、自分が誰かに見守られていたことを知る。3ヶ月と17日後、砂浜の文字が“HOW ARE YOU?”に変わる。“わたし”は、再び返事を届けに行き、キムのためにジャージャー麺の出前を注文する。出前の店員はキムにジャージャー麺を届けるが、彼は受け取らず、ジャージャー麺は希望だと彼女への伝言を頼む。ある晩、市内を台風が襲う。畑はめちゃくちゃになり、キムの住処も流される。翌日、島の浄化のために島を訪れた作業員が彼を発見し、島から出るよう告げる。無理やり対岸へ連行された彼は再び自殺をするため、バスで高層ビルに向かう。それを見ていた“わたし”は、キムの乗ったバスを追いかける。そのとき、訓練空襲が始まる。停車したバスに乗り込んだ“わたし”はキムに向かい、“キム・ジョンヨン”と名乗る。
「彼とわたしの漂流日記」の解説
ソウルの中心を流れる川・漢江の中にある無人島で暮らす男と、対岸の高層マンションで引きこもり生活を送る女が心を通わせていくラブ・コメディ。監督は、「ヨコヅナ・マドンナ」のイ・ヘジュン。出演は、「トンマッコルへようこそ」のチョン・ジェヨン、ドラマ『私の名前はキム・サムスン』のチョン・リョウォン。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2010年6月19日 |
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キャスト |
監督:イ・ヘジュン
出演:チョン・ジェヨン チョン・リョウォン |
配給 | CJ Entertainment Japan |
制作国 | 韓国(2009) |
上映時間 | 116分 |
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