9<ナイン> 9番目の奇妙な人形 作品情報
ないんきゅうばんめのきみょうなにんぎょう
古びた研究室の片隅で、奇妙な人形が目を覚ます。身体は麻布を縫い合わせて作られており、腹部には大きなジッパー、背中には数字の“9”が描かれている。自分が誰なのか、ここがどこなのか彼にはわからない。恐る恐る外を見ると、見渡す限りの廃墟が広がっていた。茫然とする彼の前に現れたのは背中に“2”と描かれたボロ人形だった。2(声:マーティン・ランドー)は壊れていた9(イライジャ・ウッド)の発声装置を修理し、我々は仲間だと語りかける。自分が独りではない事を知り。ホッとする9であったが、突如、巨大な機械獣が現れ二人に襲いかかってきた。だが、2は9を庇って連れ去られてしまう。気を失っていた9を助けたのは、他のナンバーをつけた人形たちだった。リーダーの“1”(クリストファー・プラマー)、人のいい職人の“5”(ジョン・C・ライリー)、風変わりな芸術家“6”(クリスピン・グローヴァー)、そして腕力自慢でグループの用心棒“8”(フレッド・ターターショー)。彼らは機械獣の脅威に怯えながらも、その小さなコミュニティで慎ましく暮らしていた。9は彼らに2を救出しようともちかけるが、慎重で保守的な1に阻止される。だが、気持ちを抑えきれない9は5を誘って機械獣の棲み家へと向かうのだった。人類はなぜ滅びたのか。9体の人形は何のために作られたのか。未だ見ぬ黙示録が今、幕を開ける……。
「9<ナイン> 9番目の奇妙な人形」の解説
アカデミー賞短編アニメ部門にノミネートされたシェーン・アッカー監督作品を「スウィニートッド フリート街の悪魔の理髪師」のティム・バートン製作のもと長編映画化。人類が滅亡した世界を舞台に、9体の人形が巨大な機械獣と闘う姿を描く。声の出演は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド、「ダレン・シャン」のジョン・C・ライリー、「そんな彼なら捨てちゃえば?」のジェニファー・コネリーなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2010年5月8日 |
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キャスト |
監督:シェーン・アッカー
出演(声):イライジャ・ウッド ジェニファー・コネリー クリストファー・プラマー ジョン・C・ライリー アラン・オッペンハイマー トム・ケイン マーティン・ランドー クリスピン・グローヴァー フレッド・ターターショー 浪川大輔 斎藤恵理 平松孝明 落合弘治 伊井篤史 石田太郎 |
配給 | ギャガ |
制作国 | アメリカ(2009) |
上映時間 | 80分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「メイ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2010-05-17
とにかく手作りっぽい人形の質感が魅力的。不恰好だけど愛嬌があって応援したくなる。ストーリー自体はシンプル。個人的には「7」も男の子の設定の方が良かったかな、と思いました。