P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2023-12-05
怪しげなネオン、狭い路地、得体の知れない店に破れたポスター、路上のゴミや空気に至るまで、危険な裏社会の野望とパワーを感じさせ、この映画の歌舞伎町は、まさに超歌舞伎町。
「不夜城」の歌舞伎町は、あくまでも治外法権的な裏世界として描かれている。
そんな中、金城武扮する一匹狼の故買屋・健一は、上海、北京、台湾の各マフィアの抗争に巻き込まれる。
抗争の火種となる中国残留孤児二世役の椎名桔平の演技が大袈裟なのが、この映画のリズムを壊していましたね。
でも「不夜城」は、やっぱりスリリングで、そして美しい。